FXの上位足3波とは?

RCIによるFX手法でマルチタイムフレームが不要である決定的な理由
目次

上位足3波の独壇場となる相場:マルチタイムフレーム分析は不要

RCIトレード実例解説

この週のドル円は100pips近い窓を開けて始まりました。
8本RCI-FX手法のデイトレードにおいては週またぎのポジションは持つ事はありませんが、金曜日から持ち越しのトレードをされる方は相場特有の現象である窓開けには驚かれる事もあるかもしれません。

さて、そんな月曜日のドル円相場はロジック③の独壇場となりました。
ロジック③は監視時間足における最大規模の波を取りに行く手法です。
こういった相場ではロジック①のような通常の規模のトレンドフォローは拾いにくくなります。
大きな波に預けながらゆったりと、そして狙いすましてロジック③を打ち込んでいくのみです。

8本のRCIによるFX手法で5分足デイトレードで最大規模の利益を獲得するチャート事例

まずは欧州時間に1本目と2本目のロジック③のトレード。
Aがロジック③、Bはロジック3.5となり、厳密には別分析のトレードとなりますが、ロジック3.5はロジック③の補完的な役割を果たすサブロジックです。
ロジック③でエントリーを見逃した際や惜しくも条件不成立となった場合でも、その後に訪れる3.5で後乗りでのエントリーを可能とします。
今回はAでエントリーし、通常の条件以上の根拠が整っていたため、Bの3.5もエントリーというダブルエントリーとなりました。
直近安値を越えて戻りで反発する前に、決済ルールを選択して両トレードともに勝ち逃げ+52.5pips

次はNY時間のトレード(C)。
大きなトレンドから戻りを見てロジック③の条件合致を待って乗るだけです。
実はここにもルール以上のきれいな根拠が備わっていました。
決済ルールは先のABと同じルールを選択して無事利確+22.6pips

続いてその週の火曜日のトレード。

RCIによるFX手法ではマルチタイムフレーム分析は不要である理由

火曜日も前日月曜日の流れを引き継いでロジック③の独壇場です。
DのNY時間の5分足トレードではロジック3.5の単独エントリー。
エントリーから一度も含み損になる事なくホールドしてレンジに入る前に決済+92.0pips

8本RCI-FX手法はマルチタイムフレーム分析を必要としません
なぜなら8本のRCIの設定値によってマルチタイムフレーム分析を補完できるため、わざわざもう一つ二つとチャートを開ける必要が無いからです。
そしてロジック③はシングルタイムフレーム分析の監視時間足で視認できる最大規模のトレンドを獲る手法です。
そのため、このようなロングトレードで取れるだけ取る決済を選択する事が多くなります。

生徒さんへ
ここは最大設定RCIが第2エンジンの役割を担っています
RCI上級リーディングページで確認なさっておいてください

月に1回、多ければ4~5回ほど、このようなロジック③のみの相場状況に遭遇する事になります。
このような日のデイトレードは、ロジック①はほぼ出現しなくなるので、ややトレード回数自体は減少する傾向がありますが、使用ロジックが絞り込まれるため、非常にイージーで与しやすい相場とも言えます。

※本記事内のチャート画像では主要なインジケーターは非表示です



目次