独学はズレる、そしてグループ学習がFXにおいて最も悪い学習形式です。なぜならFXは受験とは違い、誰かと競争しているわけではないからです。
マンツーマンで教える理由
これまでのトレード経験や現在の学習環境、資金力や性格に至るまで、当たり前ですが一人として同じ生徒さんはおられません。
わたしにとっては当たり前のご質問でも、生徒さんにとっては大きな疑問かもしれませんから、お教えするからにはどんな小さな疑問でも決して手を抜かずに全力で応える、このレクチャーを始める前にわたし自身の中で心に決めた事です。
一つずつのSTEPをアールと同じマインドで理解しながら進めていき、優位性確認済の手法を正しい学習方法で継続していけば、指導者と同じトレードができるようになっていきます。
これが勝てる手法を学習するという事であり、生徒さんと指導者がマンツーマンで向き合って一緒に進んでいく必要があるという理由です。
独学の弊害
まず独学によるFX学習は何がいけないのかは下記をご覧ください。(クリックすると別ウインドウで開きます)
要は認識にズレが生じてしまうからです。
そしてそのズレは学ぶ側からは認識できないズレであり、さらに付け焼き刃の単発的な質疑応答では解決(発見)できず、教える側が学ぶ側に寄り添って見ていない限り修正する事はできません。
FXのグループ学習
グループ学習の弊害
わたしは数学教師として私立高校で教鞭をふるった経験もあるのですが、期限を縛った学習やグループ学習は絶大な効果を生み出しますが、このFXの学習に関しては疑問符が付きます。
当然の事ですが、学生の時のように、全員が似通ったタイムスケジュールの元で動いている訳ではありません。
皆さんそれぞれのペースで社会生活を営んでおられますので、学習期限や提出期限を縛る事は時に認識の相違を生み、グループ学習は時に劣等感や挫折感を助長します。(自己否定、諦める原因となってしまう)
FXは完全な個人指導が適しているワケ
そもそもなぜFXをグループ学習にする必要があるのでしょうか?
学習/勉強と言えば「学校」ですね。
ほとんどの方は小中高とグループ学習で基礎的な学問を学習してきていると思います。
人数:多数
教科:国語・算数・理科・社会・英語・体育・美術・音楽・道徳・・・・・
年齢:同年代
経験:おおよそ同一
能力:おおよそ同一
体格:おおよそ同一
このような環境で、子供たちそれぞれに教師が一人ずつ付いて、マンツーマンで国語、算数、理科、社会、英語、体育、美術、音楽を教えて・・・・・とてもじゃありませんが現実的ではありません。
また学生の内は個人の差がそれほど大きくありません。
これまでの経験、能力、体格、年齢、どれも一括りとしても問題のない範囲であり、その中で優劣を付けて競争を誘発する、というのはグループ全体の底上げにも繋がるでしょう。
そのため、学校においては、一人の教師が複数の生徒に教える、という図式は合理的なのです。
ではこれをFX学習に置き換えてみます。
人数:少数(学校教育を受ける子供の数と比較して)
教科:FXのみ
年齢:幅広い
経験:幅広い
能力:幅広い
まず全国の子供たちの数に比べると、FXを真剣に学びたいという大人の数は圧倒的に少数です。
そして科目は「FX」のみです。
さらに最も大きな要素として、これまでのトレード経験、実生活の環境、資金力、ご年齢に至るまで、当たり前ですが一人として同じ生徒さんはいらっしゃらず、それぞれのペースで社会生活を営んでおられます。
このような方達を一か所に集めてグループ学習をする意味とは?
同じ生活環境に無く世代も違う方達が、同じ手法の指導を受けても、受け手による解釈に大きな差が生まれることになるでしょう。
また学習時間もそうです。
仕事から帰って1日30分FXの学習に向き合える方と、1日3時間学習できる方では理解度の差も広がる一方です。
個別の質問も受け付けます!という程度では、このような大きな差は決して埋まることはありません。
FXは他人と競争する訳ではありません。(正確にはお金の奪い合いなので狭義では競争ですが、個人規模の奪い合いではない)
これだけ違いのある個人を画一的に指導すると、出来る人、出来ない人が生じるのは「当たり前」なのは言うまでもありません。
FXのグループ学習は学ぶ側にとっては圧倒的にデメリットが多い
結論、FXのグループ学習は・・・
それではFXをグループ学習で学ぶ側のデメリットに対し、教える側のメリットとはなんでしょうか?
マンツーマンで一人ずつの環境や経験に合わせて指導内容を変えながら、添削して、検証を見て、認識を重ねていくレクチャーは、教える側の時間も労力も膨大なものとなります。
ですが、1度のレクチャーで1人に教えるより、1度のレクチャーで10人に教えると、1度の労力で10倍儲かります。
それもマニュアル化されたものを教える(というより読ませる、伝える)だけなら、尚更効率的に儲ける事が可能ですね。
FXをグループ学習で教える、というのは教える側の効率、都合、そして何より「儲け」(ビジネス)を重視したものであり、学ぶ側にはデメリットしかありません。
これはどれほどシンプルな手法の指導でも、無裁量のFX手法でも同様です。シンプル手法でも無裁量手法でも受け手によって解釈は変わるのですから言い訳にはなりません。
よって教える側としてビジネスライクに考えるのであれば、
・PDFや動画等のマニュアルで勝手に学ばせる
・グループ学習で一度に複数の人間からお金を回収する
これが最も効率的なビジネスモデルとなるのでしょう。
これまで多くの方をお教えしてきた上での個人的主観となりますが、これからFXを真剣に学ぼうと考えていらっしゃる方の参考になればと思います。
学ぶ側のマンツーマンのFX学習のメリット
学ぶ側のマンツーマンによるFX学習のメリットは他人の状況や教える側の都合を気にすることなく、ご自身の生活環境や都合に合わせて学習に集中できるという事です。
「マンツーマンによる個別レクチャー」というと厳しい予備校のように鬼教官によるスパルタ指導が待っているのではないかとイメージをされる方もいらっしゃると思いますが、新しい知識を取り入れるという事は、本来はとても楽しいことなのです。
レクチャーでルールの認識を重ね、検証ではチャートに正しく適用できるように認識を重ねます。
このレクチャーでわたしが課題としてお出しする検証は普通の検証ではありません。
添削に加えて用意している比較による特別な学習がセットになると、普通の検証の何倍もの速さでトレードスキルが高まります。
その後のデモトレードからはアールの実際のトレードも見ていただきながら、さらに細かく認識を重ねる作業です。
この時点で勝率8割を超えていかれる方も多いのですが、こうなると俄然FXが楽しくなってきますよ^^
実は昨年のレクチャー修了生さんの内2名の方が、今月から専業トレーダーとして活動を開始されました(2024年1月記)。
その内お一人はなんとまだFX歴が1年未満の方です。 8本RCI手法は再現性をもって「勝てる足を絞り込む」という作業ですから、宝探し感覚で取り組んでいただける分、このように経験の少ない方でもすぐに結果が出やすいのだと思います。
注意すべきは手法をうまく扱えない内に独りで進めていくと、必ずルールそのものが変化してしまいますので、そうならない様、RCIによって相場が思い通りになる楽しさ、覚えた手法が期待から自信に変わっていくには、マンツーマンによる寄り添いが絶対に必要であると感じています。
・学ぶ側の学習環境に合わせた進行
・学ぶ側の知識と経験に合わせた指導内容
FX学習は学ぶ側と教える側が歩調を合わせて進むマンツーマンが最適