天底トレードと繋ぐトレード「RCI手法に見る二つの勝ちパターン」
5分足RCIデイトレード実例解説
この週は非常に見どころの多い「やっぱりトレードって楽しい!」という相場となりました。
実はこの先週の段階から、大きな動きの予兆とも取れる動きが8本RCIの中の最大設定値のRCIとシンクロしていたため、この週の相場展開を大変楽しみにはしていました。
そしてその期待通り、週の最終日となる金曜日には1日で250pipsOVERの利益を獲得できました。
ドル円で約130pips、ユロドルで約130pipsと、同水準の利益規模となりましたが、そのトレード内容は全く異なります。
今回のこの2つの通貨ペアでのトレードには、8本RCI-FX手法の勝ちパターンの対照的な2つの特徴がよく現れていました。
USDJPY|RCI初動型の「一撃パターン」
まずはドル円のチャートです。

ロジック①の初動パターンで、動き出しのローソク足を根本から捉えるトレード
一気に伸びて反発の戻しが入る前に、選択式決済ルールを適用して勝ち逃げ
天から底までを短時間で取り切る勝ちパターンですね。
これは一撃で130.5pipsの利益となります。
RCIの初動を見極め、最も効率的なリスクリワードで利益を確定させる、8本RCI手法の「スピードと再現性」が実現された好例です。
EURUSD|繋ぐトレード「RCIロジック連携パターン」
次に同じ週のユーロドルのチャートです。

A:ロジック①初動
USDJPYと同じ初動のRCIパターンでのトレード。
USDJPYとは違いゆったりと伸びていき、途中ロジック②との複合を経ながら戻しが入る前に決済。
+24.5pips
B:ロジック①トレンドフォロー
RCIでも戻しが弱いと分析できる状況のもと、下目線を継続してトレンドフォロー型のロジック①へとバトンタッチ。
Aの決済から2本後の足で条件成立し再び売りでエントリー。
しっかり伸ばしてヨコヨコのレンジに入る前に決済ルールに基づいて決済。
+44.6pips
C:ロジック②転換
レンジの区間はRCI条件は成立せず、本手法においてはエントリーを検討することも出来ません。
次の上がり始めをロジック②転換のRCIパターンで捉えてエントリーし、優位時間終了後に決済。
+62.2pips
EURUSDはドル円とは対照的に、まさに「 繋ぐ 」トレードです。
わたしはこちらの方が好きなパターンなのですが、その日のチャート監視時間のほとんどでロジックを繋ぎながらポジションを保有して、売り買いを繰り返す勝ちパターンとなります。
こちらは3つのトレードで合計131.3pipsの利益となりました。
まとめ:RCI手法が示す再現性とトレードの成長プロセス
USDJPYのように一撃で取り切る勝ちパターン。
そしてEURUSDのように複数ロジックを繋いでいく連続パターン。
一見対照的に見えるこの2つのトレードシーンですが、どちらも8本RCI手法の勝ちパターンです。
一定の勝ちパターンを繰り返す事、そしてそれを再現精度を高める事
これこそが「絶対」という言葉が存在しないFXという世界で資金を増加させる最短ルートであると考えています。
お読みいただきありがとうございました。



