FX RCI Trader’s ペッパーさん

FX RCI Trader’s ペッパーさん ローソク足が見えなかった男 NY時間に3通貨ペアを取引する兼業トレーダー
目次

ペッパーさんの卒業生レビュー

8本RCI-FX手法の卒業生ペッパーさんのイメージ画像

アール先生からの依頼につき書かせていただきましたが、読まれる前に駄文・長文であることを断っておきます。

まず、私ほどFX界の養分になっている人間はいない!
少なくともその界隈(そんな界隈があるかは知りませんが)ではトップクラスであると断言します。
アール先生にはレクチャー前に勝手にべらべら喋りましたけど、自分の振り返りなので簡単に書きます。

さて、60手前、初老のじいさんになって昔の自分を思い返すと、チャートを見るのが好きだったんじゃなくて、お金が増えることを想像するのが好きだったんだな、と。
チャートを分析していたつもりで、実際には自分が儲かる未来を妄想していただけだったという・・・何とも残念な話です。

私が投資に手を出したのは2015年頃。
最初は将来のために多少は資産運用をしておこうという、至って健全な理由だったんです。
ところが、いざ買ったものが値上がりすると考え方が変わるんですね。
もっと資金を入れていたら、もっと早く買っていたら、別の銘柄だったら・・・。
あっという間に、地道な資産形成なんて考えはどこかへ消え去りました。

株式から始まって、FX、仮想通貨、投資信託、その他諸々。
世間で何かが儲かると聞けば気になって調べ、面白そうなら実際に手を出す。
ちなみに投資信託のように、余計なことをせずに持っていればいいものもありました。
でも、それでは退屈なんですね。
自分の判断で売ったり買ったりして増やしたい。
これが私の悪い癖でして、結果的には何もしなかった方がよかったんじゃないの?という場面が山ほどありました。

特に忘れられないのが2017年の仮想通貨です。
あの頃は何を買っても上がるような雰囲気があって、私もまんまと乗っかりました。
買って数日で結構な含み益。おいおい、こんな簡単に増えていいのか?億り人になってしまうぞ・・・。
私如きがそんなことを思い始めた時点でブームは終わりなんですね~。翌年の下落で見事撃沈(笑)
最初は一時的な調整だろうと余裕をかましていたんですが、気付けば含み益は消滅。
今度は損切りできずに、根拠のない長期保有宣言。
どう見ても塩漬けなのに、本人は長期投資家を気取っているという・・・。

とまあこんな感じで投資家としての才能はないのに、投資に対する好奇心だけは人一倍あったわけです。

その中でも一番長く付き合ってきたのがFXでした。
FXの怖いところは株のように銘柄を探し回らなくても、ドル円ひとつで毎日いくらでも取引できるじゃないですか。
上がっても下がってもチャンスがある。平日はほぼ毎日相場が動いている。
こんなの、私みたいな人間に与えてはいけない道具だったんじゃないかと思います(笑)

当然、負けます。
ところが厄介なことに、毎回負けるわけじゃないんです。たまには驚くほど簡単に勝てる。
この「たまには」にね、やられますね、脳が。
負けた理由にはいくらでも思い当たる節があるのに、勝った時だけは自分の分析が正しかったと信じてしまう。

そして今度は使っている手法が悪いんじゃないかと考えだす。
移動平均線、MACD、RSI、ボリンジャーバンド、ダウ理論、プライスアクション、あれやこれや・・・。
まあ一通り触りました。
EAも試しましたし、シグナル配信にもお世話になりました。
買ったインジケーターや手法マニュアルを整理していた時には、我ながらよくここまで集めたものだと感心したくらいです。
何を買ったのか思い出せないどころか、見てもいないものすらあって、もはやFXトレーダーではなく、FX関連商品の収集家です。

一時期はチャート上のインジケーターが多すぎて、肝心のローソク足が非常に見づらくなっていました。
その時の画像がありますので送ります。(掲載してもらって構いません)
笑ってもらって構いませんが、本人は大真面目にこれでトレードして(いるつもり)ましたからね。

インジケーターを重ねすぎてローソク足が見えなくなった、ペッパーさんの以前のFXチャート

でも、そんな状態でも当時は真剣に勝とうとしていたんです。
仕事が終われば検証らしきことをして、休日には動画を見て、ネットで情報を集めて。
勉強していなかったわけじゃありません。
むしろ時間だけなら結構なものを費やしていたと思います。
ただ、その勉強の成果がトレードにどう繋がっていたかと聞かれると、何も説明できない。
今なら分かりますが、私の勉強には基準というものがなかったんですね。

昨日まで有効だと思っていた考え方を、今日見つけた新しい情報であっさり捨ててしまう。
そして明日にはまた別の考え方を取り入れる。
これでは何年続けても積み上がるものがない。
なのに、なまじ投資経験だけは長いものだから、自分には相場のことがある程度分かっているという妙な自信がある。
これがまた始末に負えない。

そんな状態でアール先生のサイトを見つけました。
正直、最初は随分と変わったことをしているなという印象でした。
RCI自体は知っていたし、当然使ったこともあります。

でも8本?
そんなに並べてどうするの?と。8本に何の意味があるの?と。7本じゃだめなんですか?と。
ローソク足の見えないチャートを使っていた人間が吐く言葉じゃないですけど、これが第一印象でした。

何より先生が説明している相場の捉え方が、私の知っているRCIの使い方とは随分違っていたんですよね。
私はRCIというと、上に張り付いたら買われすぎ、下に張り付いたら売られすぎ、あるいは短期線がどう交差したか、といった使い方を真っ先に考えていました
ところが、サイトに掲載されているトレード事例を見ていると、どうもそんな単純な話ではなさそうだな、と。
教え方は一対一のマンツーマン指導。
手法そのものを教えて終わりではなく、その後も検証や実践を通して教え続けると書いてある。
これが気になりました。

私はこれまで、教材を購入した時点では満足していても、実際に使って疑問が出てきた時には、結局自分で何とかするしかないという経験を何度もしていたので。
ただ、ここまで色々なものに手を出してきた私です。
今度こそ、なんて気持ちはもうあまりありませんでした。
疑っていたというより、自分自身を信用できなくなっていたという方が正しいかもしれません。

でも結局、サイトを何度も読み返した後、このRCI手法の正体が知りたいという知的欲求(ただの収集癖)に負けて申し込みをしました。
で、初めてのレクチャー。
チャットを使って先生から文章やチャート画像で説明を受け、こちらが理解した内容を返し、また先生から返事をいただく。
最初は文字だけで本当に伝わるのか、それが不安でした。
でも、やってみると逆でした。

アール先生の言葉はわかりやすい。
でも自分が何をどう理解しているのか、言葉が出てこない。
これが私には結構きつかった。
頭では分かっているつもりなんですよ。
ところが分からない部分を質問したい、となると、あれ?どこが分からないんだ?となる。
何となくわかった気になることと、正しく理解していることは違うんですね。

それまでの私は知識だけは随分と増えていたので、余計にこの差が大きかったように思います。
先生は要所要所、絶対に覚えないといけないところで「はい、なんとなく・・・わかったような気がします」と答えると、次には進んでくれない。
私としては、まあそこは大体分かったんで次をお願いしますよ、という気持ちもあったんですが・・・。
そうはいかない(笑)

今になって思うのは、ここで適当に見逃されていたら、私はいつもの調子で都合のいい解釈を混ぜてしまっていたでしょう。
フェイズ1を終える頃には、アール先生におっしゃっていただいたある言葉を強く意識するようになっていました。
「手法があることで思考まで止めてはいけない」
この言葉があったから、教わったルールが何を示しているのか、そんなことまで考えるようになりました。

そしてフェイズ2の検証に入って、徐々に徐々にその効果が現れてきます。
そもそも検証ってこんな風にやるのか、というのを今さら知ったのもあり、最初はいくらやっても嚙み合わずに自分に腹が立つことが多かったですね。

何しろ、こちらは2015年頃から投資をやっている人間です。
それなのに、相場を見るという基本的な部分で何度も認識を直してもらっている。
経験年数なんて何の役にも立たないじゃないかと。

もちろん、過去の経験が全く無意味だったとは思いません。
ただ、少なくとも新しいFX手法を習得する場面では、私の中途半端な知識が余計な判断を生んでいました。
一通りの検証直後はなんだかんだ理解できたと思う。
それでも、また自分の勝手な解釈が顔を出すんです。
これが本当にしつこい。
私の悪癖は、どうやら想像以上に根が深かったようです。

でも、その頃から少しずつ変わっていったこともありました。
以前なら、トレードで負けるとすぐに「この手法ではだめだった」と考えていました。
それが、まず自分の判断が、どこまでルールと一致していたかを考えるようになったんです。
自分では良いエントリーだと思ったところを見送ることもあれば、逆に、以前の自分なら絶対に手を出さなかった場面がロジックの条件に当てはまることもある
何だか不思議でしたね。
これだけ相場を見てきたつもりで、私は一体何を見ていたんだろうと。「手法」があるから思考が止まっていたんだろうなと。

ただ、フェイズ2で検証ができるようになったからといって、実際の動く相場で同じことができるかは別問題でした。
フェイズ3に入ってデモトレードを始めた時には、また新しい自分の欠点を発見することになります。

私の場合は、利益が乗ると余計なことを考え始めるんです。
ここで決済したら十分じゃないか。
いや、もう少し伸びるかもしれない。
でも反転したらもったいない。
こうなると、もはやRCIを見ているのか、含み益を見ているのか分かりません。
そして、頭の中で散々相談した挙げ句、何とも中途半端な場所で決済する。
自分一人でやっていた頃は、これも経験のうちだと思っていました。

しかし、KLクラスで再現学習を繰り返すようになると、そうも言っていられなくなります。
どこで何を見て、どう判断するのか。勝ちトレードを繰り返し確認する。
自分がガチンコで向き合ったトレードでの練習は、意識の書き換えに最適です。
それまで気付かなかった自分の余計な判断が、まあ次から次へと出てくること。

最初の頃は、また同じことをやってしまったと落ち込むこともありました。
ところが、これが面白いもので、繰り返しているうちに以前ほど余計な判断をしなくなってくる。
何でもかんでもエントリー候補に見えていたものが、だんだんと整理されていくんですね。

昔の私は、取引回数が少ない日は何だか損をした気分になっていました。
相場が動いているのに何もしないなんてもったいない、と。
今では、条件に合う場面がなければ何もしないことに、ほとんど抵抗がありません。
勝てるところだけやる方が圧倒的に効率がいいからです。
これは当たり前なようで、出来ない人、この境地に至れない人が多いと思います。
少なくとも私にとっては相当大きな変化でした。
何しろ、昔はポジションを持っていない時間の方が落ち着かなかった人間ですから(笑)

その後、リアルトレードに移ってからも、別に毎回うまくいくわけではありません。
今でも判断を間違えることはありますし、決済した後にあれこれ考えることだってあります。
ただ、以前と決定的に違うのは、うまくいかなかった時に確認する場所が分かっていることです。

何か新しいインジケーターを探す必要もない。
別のFX手法に乗り換える必要もない。
自分のトレードを見直して、教わったことから外れている部分を確かめる。
たったこれだけのことが、私には長い間できなかったんですね。

そして、これはアール先生のレクチャーを受けて初めて実感したことですが、マンツーマンというのは単に質問に答えてもらえるという意味ではないんだと思います。
同じ説明を受けても、理解できないところは人によって違う。
私の場合は、知識不足よりも、余計な知識を持ち込みたがるところが問題だったように思います。
そこを修正してもらえたことが大きかった。

一人で勉強していたら、自分の間違いを正当化する材料をまたネットで探していたことでしょう。
それこそ得意分野ですからね(苦笑)

ここまで書いて、何だか先生へのお礼の文章なのか、自分の反省文なのか分からなくなってきました。
まあ、両方なんでしょう。

最後に、以前の私のように、長年FXをやっているのに結果が出ていない方が読んでくれるかもしれないので、ひとつだけ書いておきます。
もし「自分は色々なFX手法を知っているから、あとは本当に優秀な手法さえ見つかれば勝てる」と考えているなら、少し疑ってみた方がいいかもしれません。
私がまさにそれでした。

実際には、何を学んでも自分の都合で解釈を変えてしまうのだから、そりゃ結果なんて安定しません。
8本RCIがどれほど優れているかを、私が偉そうに説明するつもりはありません。
それは先生のサイトに詳しく書いてありますし、私が説明しても恐らく余計なことを言ってしまうので(笑)

ただ、これだけは言えます。
私はここで初めて、ひとつのFX手法を自分勝手に変形させず、学んだ通りに使うことの大切さと意味を理解できた気がしています。
2015年頃から投資を始めて、ずいぶん長い時間を使いました。
その間に買ったもの、試したもの、失ったお金。

できることなら取り返したいですが、過去の損失まで取り戻そうと考え始めると、また昔の自分が出てきそうなのでやめておきます。
今は余計なことをせず、自分にできるトレードを続けていくつもりです。
その内に回収できることはもうわかっているので。

最後になりましたが、アール先生。
面倒な生徒だったと思います。
自分ではそうでもないと思っていましたけど、今振り返ると、結構面倒くさかったでしょうね。
長年かけて積み上げた私の妙な思い込みに、根気よく付き合っていただいてありがとうございました。
もう新しい教材を探し回る必要がないというだけでも、随分と気持ちが楽になりました。
これからはFXの収集家ではなく、ちゃんとしたFXトレーダーとしてやっていきます。
・・・と言いつつ、昔の教材をまだ捨てられずにいるあたり、収集癖だけは治っていないのかもしれません。
それでは、この辺で。

簡単に書くつもりが、やっぱり長くなってしまいました。
失礼しました(笑)

アール

ペッパーさん、なかなか強烈なご投稿、ありがとうございました^^
添付してくださったチャート画像………すみません、不覚にも吹き出してしまいました笑

ですが、当時のペッパーさんが真剣に取り組んでおられたことは、よく伝わってきます。
それだけ色々なものを調べて、試して、何とかご自身のトレードを良くしようと努力されていたということです。

ペッパーさんは本当に幅広い知識をお持ちでしたので、レクチャーでもその経験が良い方向に働くこともあれば、時にはご自身の理解を難しくしてしまうこともあったように思います。
大切なのは、その時学んでいる手法の考え方を正しく理解し、一貫した判断ができるようになることです。
「手法があることで思考まで止めてはいけない」
この言葉をしっかり受け止めていただけたことも、とても嬉しく思っています。

フェイズ2での検証も、フェイズ3での実践も、卒業生となられた生徒さんたちの中でもひと際苦労なさっておられた印象ですが、いただいたメッセージで何より嬉しかったのは、条件に合わない場面で無理にトレードをしなくなったというお話です。

最初はチャンスを逃したくないという気持ちが先にあったのかもしれませんが、今はご自身が取り組むべき場面を選び、それ以外は待つという判断ができるようになっておられる。
トレーダーにとって、何もしないという判断も立派な仕事のひとつです。
これからも一つのトレードに捉われて一喜一憂するのではなく、勝ちやすいエントリーと利が残りやすいトレードの継続を大切にしていただければと思います。

それから、面倒な生徒だったことはありませんよ^^
もちろん、少し遠回りをされた部分はあったかもしれませんが、それも含めてペッパーさんです。
どれだけ時間がかかるかなんて本当にその人それぞれですから。

その点、リアルに入ってから1分足でのスキャルピングを始められたのはなんともペッパーさんらしい判断だな、とも思いました。
長い投資経験を経て、こうしてご自身のトレードと向き合えるようになられたことに価値があります。
過去の損失を取り戻すことよりも、これからのトレードを大切になさっていってくださいね。

※画像の「ローソク足が見えなかった男」という部分はペッパーさんご本人たってのご希望で付けさせていただきました

Trader’s Data

ペッパーさんのTrader’sデータ:ドル円・ユロドル・ポン円1分足スキャルピングと5分足デイトレードの記録

目次