何本のRCIがいいのか?

3本、5本R、6本、RCIは何本がいいのか?
FXトレーダーR

結論を申し上げると、
「優位性ある手法を学び、正しく適用し、それを手法の精通者と共に磨き続ける」
これだけです。
RCIの本数や手法内容は関係ありません。
下記にわたしの見解をお話ししてまいります。

目次

RCIについて

なぜRCIなのか

FXインジケーターRCI計算式

RCIの本数云々の前に、なぜRCIなのか、を述べておこうと思います。
数多あるオシレーター、インジケーターの中でなぜこれほどRCIに執着するのか。
まず、わたしのRCIというものをどのように見てロジックを構築しているかと言いますと、RCIとはN期間における価格の人気ランキングと捉えています。例えば10期間で人気だった価格と、100期間で人気だった価格、さらには15期間や5期間・・・これらを相対的に見ることができるのがRCIと考えています。

計算式に基づく算定方法についてはネットで検索すれば出てきますので、アールがこれまで研鑽してきた実経験に基づく他のオシレーターとの比較という観点からお話します。

RCIの最大の特徴は値動きをよりダイレクトに捉えてくれますので少々独特な動きとなる事です。
例えば、比較的近い動きをするものにストキャスティクスがありますが、やはりオシレーターというものは大まかな動きを捉える事に適したものですので、(トレンドが起こってから、レンジになってから、といったようにしばらくたってから相場の動きを全体的に捉える)いくら数値をいじろうともたった1本のみでは、本レクチャーでお教えするRCIの読み取り方のように、テクニカル分析に必要な全ての役割を担わせる事は難しくなります。

これを複数本組み合わせる事により、メインチャートでのローソク足が作り出すトレンドやレンジといった状態を読み取る補助になると同時に、現在足よりも先の値動きをローソク足よりも視覚的に捉え、予測する事ができる、相互補助的な見方ができる唯一のオシレーターであり、これこそが他のオシレーターにはないRCIの最も魅力的な部分なのです。

RCIの設定値は何が正解?

アールも当初は3や10や27や330、果ては2164などの数値も使用しながら、最大で24本のRCIとMTFを駆使しながら相場分析を行っていましたが、それらをそぎ落として残ったのが現在の8本ということになります。

以前、生徒さんからフィボナッチ係数38.2や61.8といった意味ある数値をRCIの数値に当てはめて利用するのはどうでしょうか?という問いをいただいたことがあります。
フィボナッチは、使い方によっては非常に優位性のあるインジケーターの一つだと思います。
ただしどのようなインジケーターも大分類の性質は考慮にいれて組み合わせるべきであるとも思います。
具体的にはフィボナッチは先行指標ですから、遅行指標であるオシレーターとの組み合わせは、あくまで個人的見解となりますが相性は悪いと考えています。
よってRCIの数値をフィボナッチ係数で合わせたところで、その親和性には根拠がなく、「何となく良さげな数値」の域を超える事はできないのではないかと思います。
ですのでアールがレクチャーでお教えするRCIの数値は、数字へのこだわりというよりは、検証の結果、一番勝率が良かった数値という、非常に現実的な答えとなります。ここでいう検証とはオーバーな表現ではなく何千通り、それこそしらみ潰しにまずは一つの数値からよい結果の一本、そしてそれと相性のよい一本・・・と一つずつ構築し、最適化された数値となります。
これは現在も毎週土日には最新相場で、様々な数値のRCIを検証していますから、もし今後優位性が変わることがあれば、生徒さんにはすぐにお伝えいたします。

勝てるRCI手法は何本なのか

3本、5本、6本、8本、10本、それ以上?

選択肢は無数にあります。
ですが、何本が一番いい、どの手法が優れている・・・では無いのです。
RCIそのものが非常に優れたインジケーターですので、それを用いて優位性が確立されている手法であるのなら、どの手法でも何本のRCIを用いた手法でも問題ありません。

わたしは自分以外の手法に興味がありません。
なぜならこれまで培ってきたもの、そして自分の手と目で実際に勝てるFX手法として証明してきたもの、これに勝る根拠はわたしの中で存在しないためです。

この8本RCI-FX手法も生徒さんによって、レクチャー直後から勝率8割の方もいれば、4割程度しか出せない方もいらっしゃいます。 また、既に専業/兼業トレーダーの生徒さんでも、
①高頻度トレードで8割以上の高勝率を維持する方
②勝率6割で、利幅で大きくプラス収支にする方
③完全合致のポイントだけを待って、網を張るトレードをする方
おおよそどれかのスタイルに収まってきます。 同じ手法を学んでも人によってこれだけの違いが出てきますから、何本のRCIを扱う手法であろうとも、限られた資料だけで資料内容と同様のトレードを指導者なくして身に着けるのは相当難しい、というのがこれまでの指導経験から感じることです。

FX初心者の方へ

FX経験がほとんど無いのに8本ものRCIを読み取れるのか・・・と心配になる方も中にはいらっしゃいます。
インジケーターはRCIを主として、数種類を補助的に用います。
8本のRCIに役割を持たせて読み解いていき、トレンドフォロー局面において有効な手法をお教えいたします。
段階的なSTEPとしてトレード時に分析すべき事項を明確に分割しています。

パズルはお好きですか?

テトリスのような複数の選択肢が存在して総合的にスコアを伸ばすような類のものではなく、ジグソーパズルやナンプレやクロスワードなど、カチッとはめ込むようなパズルがお好きでしたら、この手法はマッチすると思います。
手法そのものの理解に関しては、認識が同じになるまで解説しますので、これが理解できなかったり、手も足もでない・・・という方はこれまで一人もおられません。
レクチャーで手法を覚えて、次の日からいきなり使いこなせるようにはなりませんが、その後の使えるようになる過程も含めて、ずっとわたしが横で見ながら一緒に進んでいく事となります。
もし、その過程で道を外れそうになっても強制的に軌道修正いたしますのでご安心くださいね笑

他のRCI手法を学んでおられた方へ

無限に広がるネット世界から本サイトに辿り着かれ、このようなコンテンツをお読みになられている方は、

最強手法!サインでエントリー、決済するだけで勝率90%!これであなたも明日から専業トレーダー!

こういった文言に引っ掛かるような方はまずいらっしゃらないと思います。

トップページやこのコンテンツ冒頭でも申し上げているように、勝てるトレーダーになるには

「FXチャートにおける優位性を徹底的に探究された勝てる手法」
を前提に
その手法を学び、覚え、正しくチャートに適用する技術をその手法に精通した者とともに身に着ける事

わたしが知る限りこれが勝ちトレーダーへの最短ルートであり、このような過程を経て得たトレードはそう簡単に崩れる事がありません。
これは習得までに職人さんの様に5年10年といった途方もない時間を要するものではなく、これまでの指導経験から早い方なら1ヵ月で週次勝率80%程度の水準にまで届く方もいらっしゃいます。

安定したトレードを習得されるまで、わたしから見捨てる事は決してありませんが、残念ながらこれまで学んでいただいた生徒さんの中には、実生活の環境の変化で止むを得ず学習を中止してしまう方もいれば、手法を覚えてもすぐに結果が出ない、と匙を投げてしまう方もいらっしゃいました。

わたしの8本RCI手法で勝てるようにならなかった方が、違うRCI手法なら勝てるようになるかもしれませんし、それとは逆にこれまで3本や5本、6本、10本といったRCI手法で結果が出なかったものの、わたしの元で学ばれて勝てるようになったという生徒さんもたくさんいらっしゃいます。
そのような生徒さんに共通するのは、「RCI」というインジケーターに大きな可能性を見出しておられた、という事です。

これまで学んでいらしたRCI手法がどのようなRCIの使い方をされるのかは分かりませんので否定も肯定もいたしませんが、例えば同じ「トレンドフォロー」という局面でのトレードを考えた場合、突き詰めて探求していければ、どのようにRCIを使って、チャートや考え方を構成すれば勝ちやすくなるのか、
というのは似通った部分も出てくるのかもしれません。
事実、他のRCI手法とアールの手法が似ている、と感じられる生徒さんもいらっしゃいます。
結局のところ、トレンドフォローの局面で狙えるRCIの反応というのは限られてきますので、そこをRCIやその他の要素も交えながらどのように捉えていくか、という部分で違いが表れてくるのでしょう。

お教えしている方の中にも、もともとRCIをしっかり勉強なさっていたという方もおられます。
インターネットの情報であったり、3本や5本や6本といったRCIのFXスクールなどですね。
アールのレクチャーをお受けになられるにあたって、良い方向に転ぶか、悪い方向に転ぶかは分かりません。
良くも悪くも今まで学習してこられた方法がご自身の糧となっている為、どうしても検証やトレード時にその時の考え方や方法が邪魔をしてしまう可能性もあるからです。

実例として現CLクラスの生徒さんは、以前のやり方が相当身に着いていらっしゃったので、レクチャー開始当初は苦しまれる事もありましたが、アールのやり方との違いをしっかり認識していただき、考え方から素直に変えていっていただけたため、今は兼業トレーダーですが、昨年の11月以降、勝率は常に80%OVER、週のご報告は全てプラスで終えられています。
※2023年9月スタンダードクラス修了(ロジック①)、現在ロジック②③アドバンスドクラスで学習しながらCLクラス継続中

全員が全員、こちらの方と同じ道を歩んでいただけるという保証はありませんが、これまでの指導経験上、RCIの挙動に慣れておられる事、そしてRCIに可能性を感じておられるという意識は良い面に働くことが非常に多いと感じます。一つの生徒さん事例としてご参考になってください。
また、他にも8本RXI-FX手法以外のRCI手法を学んでらした方のレビューもいただいておりますので、ご興味があれば下記よりご覧ください。

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