8本RCI-FX手法24年6月トレード実例

2024年6月専業トレーダーのFXトレード
目次

24年6月RCIトレード5分足実例

FXトレーダーR

2024年6月の8本RCI-FXトレードを一部抜粋して掲載しています。
各ロジック、どのようなポイントでエントリーしているのか、トレードイメージの参考にしていただければと思います。

8本RCI-FX手法
ロジック①:狙いはトレンドフォロー(+初動)、8本RCI-FX手法全体の7割のエントリーを占める最も重要で根幹となる手法
ロジック②:過熱した相場を見極め、その後の転換をピンポイントで拾っていく手法
ロジック③:調整後の相場のベストタイミングでエントリーができる、アールの8本RCI手法の中でも最も勝率が良く、利益も伸ばせる手法

※主要なインジケーターは非表示です。

6月1週のFXトレード5分足

2024年6月1週のFXトレード:初動からトレンドフォロー、勝てるエントリー

8本RCI-FX手法:ロジック①USDJPY

今週もロジック①がトレンドフォローを・・・ばかりなので、(そのような手法なので仕方ありませんが)
たまにはロジック①のもう一つの側面を見てみましょう。
ロジック①の狙いはトレンドフォローの他にもう一つあります。

それがトレンドの動き出し(初動)です。

これは狭義で見るとトレンドフォローなのですが、本手法は単一時間足での分析に特化して構築されていますので、まさにトレンドの動き出しを捉えるポイントでのエントリーとなります。

条件が厳しいため、それほど頻出する事はありませんが、今回は動き出しでエントリー、その後2回に渡りトレンドフォローでエントリーする場面となりました。

3エントリーともに8本のRCIにより分析したルールでエントリー、エグジットルールを選択して決済、
3本全部入れた生徒さん、1本しか入れなかった生徒さんもいらっしゃいましたが、今週最もアールと同一エントリー、同一エグジットのトレードを行った生徒さんが多かったポイントの一つです。

▶ロジック①トレンドフォロー:スタンダードクラス概要

6月2週のFXトレード5分足

FXのトレンドフォロー手法で勝てる時間帯と実例

8本RCI-FX手法:ロジック①

8本RCI-FX手法にはトレードにおける優位時間が存在します。
24時間、四六時中、同一のパフォーマンスを維持できる手法、というものは存在しません。
人間が動き、各市場があり、個人/企業/各国政府に至るまで活動時間帯に差がある以上、どのような手法であっても時間帯によって、そのパフォーマンスは変化します。
本手法はこれまで蓄積したデータに毎週の最新相場の状況も加えて、一定以上の成果を上げる事のできる時間帯を分単位で指定しており、実践はもちろん、検証も定められた優位時間の中で行っていただく事になります。

今週はトレンドフォローの理想的な取り方を見てみましょう。
トレンドが発生すると、その後必ず「押し戻り」が発生します。
相場は一直線に上がり続ける、下がり続ける事はありません。
上がるために一度下がる、下がるために一度上がる、この現象を「押し」や「戻り」と言います。
トレンドが発生した!と慌てて飛び乗ると、押し戻りで損切りとなってしまう事が多く、損切り後に再び相場はトレンド方向に伸びていきます。

そのため、

押し戻りの底=次のトレンドの起点

でポジションを持ち、

トレンドの天井=押し戻りの起点

でポジションを決済するのが理想的なトレンドフォローによるFXトレードとなります。

8本RCI-FX手法は、この手法が最も成果を高める事ができると実証済みの優位時間内において、押し戻りの底=トレンドの起点、を分析して見極めてエントリーし、トレンドの天井=押し戻りの起点、での決済を行う事を目的として構築された手法となります。

6月3週のFXトレード5分足

勝てるFX手法はリスクリワード計算と資金管理が重要

8本RCI-FX手法:ロジック①

今週のピックアップした場面はいつもよりかなり浅い押し目です。
本来のロジック①はこのように極端に浅い押し目を取る事は出来ません。

このような押し目か押し目でないか判別の難しいチャートは、無駄に勇気を持ってエントリーしても天井(高値掴み)となる可能性があり、エントリーした瞬間に落ちてしまい、含み損を抱えて切るに切れなくなってしまう事も多いので、本手法ではフィルタールールによってそう簡単に手出し出来ない様、構築されています。

・・・とはいえ美味しい場面を見過ごしてばかりではありません。

一定の条件を満たす事により、フィルターを無効化しエントリーを可能とする、ロジック①の派生的なルールもフェイズ3以降で身に付けていただく事により、主にバンドウォークを対象として強く伸びていく相場の、ほんの僅かな押し目を根拠を持って拾っていく事が出来ます。

このトレード、わたしは最初のチェックマークで決済ルールを選択としましたが、
何人かの生徒さんは次の天井近くのチェックマークで決済とされています。

その場合のリスクリワードは1:7
(損失が10000円とした資金管理ルールで運用していた場合、1回のトレードで70000円の報酬を得る事ができる。このような資金管理も手法を構成する大切な要素の一つです)

ただし毎回このような素晴らしいトレードを行えるわけではありません。
気持ちのいいトレードの影には多くの1:1での利益/微益/微損/全損が存在します。

適切な資金管理で優位性の確認されたトレードを継続していれば、資金は増加傾向を維持する事ができ、そして週に何度か訪れる優良なトレードの際に大きな増加率を獲得する事ができます。

地味なトレードしか出来ない相場であっても、資金を減らさずに少しでも増加傾向に置く事でメンタルを維持し、そして大きく獲るべき場面は一気に獲り切る、これが勝率重視のトレードロジックを勧める理由の一つでもあります。

6月4週のFXトレード5分足

勝てるFX手法の連携-転換からトレンドフォロー、そして逆張りへ

8本RCI-FX手法:ロジック②→①→⑤

今週はEURUSDにおいて8本RCI-FX手法の特性の一つである「ロジック間の連携」が顕著に見られるシーンがありました。
左からの上昇トレンド、最後に連続陽線が出現し(トレンドの最終局面でよく見られる現象)、小さなダブルトップからこれまでよりも大きめの陰線。
この動きはこれまで買いのポジションを持っていたトレーダーの利確が入ったという事です。
ロジック②は過熱したトレンドの最終局面からの利確を狙っていく手法です。
もっと小さな足ならリスクリワードも良かったのですが仕方ありませんね。
決済ルールに従って決済、直後の戻しからトレンドフォローのロジック①に繋ぎます。
そしてこれもルール通りの決済を行い、その後は逆張りでロジック⑤と繋いで優位時間が終了に伴ってトレードも終了とします。

欧州市場の優位時間中、常に何らかのロジックでのポジションを持ったまま、
ロジックからロジックへと引き継ぎ為替チャートをシームレスに渡り歩く、

1つのロジックの決済は次のロジックのエントリー

という理想のトレードが実現できた場面となりました。

上記文中にある「ダブルトップ」や「買いトレーダーの利確」といったトレーダー心理、といった難しい事は特に考える必要はありません。
エントリー時にこういった事を考慮する余裕があれば、より安心してポジションを持つ事ができますが、全てにおいて重要なのは各ロジックのフェイズ1で習得するレクチャールールです。
レクチャールールの補助的な思考として3つの合致を中心とする上位技術、そして主に許容を作る役割を果たす上級テクニック、これらを加えてトレードする事により、さらに勝率が高まる事は当然として、適切な利伸ばしを含めたエグジット、負けるトレードを避け、負けるエントリーを微益や微損に変えてやり過ごし、資金増加は加速度的に増していきます。

個人的にはこのような圧倒的なトレードはRCI以外のオシレーターでは成しえる事ができないとすら感じます。
理想的なトレードは一部の天性によるものではありません
優位性ある手法を正しい順番で正しく相場に適用する術を、そのトレードの精通者と共に継続して習得していく事、これこそがFX取引で生計を立てる、という目標を達する上での最短ルートであると考えています。

また来週も興味深いRCIトレードをピックアップできればと思います。


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