【2025年1月版】8本RCI-FX手法5分足トレード解説

2025年1月の8本RCI-FXトレードを一部抜粋して掲載しています。
各ロジック、どのようなポイントでエントリーしているのか、トレードイメージの参考にしていただければと思います。
8本RCI-FX手法
ロジック①:狙いはトレンドフォロー(+初動)、8本RCI-FX手法全体の7割のエントリーを占める最も重要で根幹となる手法
ロジック②:過熱した相場を見極め、その後の転換をピンポイントで拾っていく手法
ロジック③:調整後の相場のベストタイミングでエントリーができる、アールの8本RCI手法の中でも最も勝率が良く、利益も伸ばせる手法
※主要なインジケーターは非表示です。
2025年1月1週(2024年12月5週)のFXトレード5分足
年末年始のFXトレード
大晦日元旦を挟む週、敬遠されがちな時期ですがわたしはいつも通りトレードに勤しんでおります笑
12月、クリスマスを過ぎて年末年始のトレードは難しい・・・とはよく言われる話ですが、わたしはこれは今の相場観を反映していない古い考えだと思っています。
確かに今から5年以上前まではそのような傾向も見られました。
しかし昨今の年末チャートにおいてはその様相が変わってきていると感じています。
AIトレードの普及を始めとした近代トレードの在り方にも変化が生じているのか、その原因は分かりませんが、
「年末年始のFXトレードは難しい」
というFXにおける常識は既に崩れているように思います。
他人からの受け売りを「常識」として語る方も多く見られますが、為替はその「常識」が最も通用しない世界です。信ずるに値するのは自身で実践した結果やその目で見たもののみですね。
さて、それを象徴するかのように今週はビッグトレードが頻発しており、12月31日大晦日の連続ビッグトレードと迷ったのですが、12月30日のUSDJPYのトレードを取り上げてみようと思います。


ロジック①とロジック③がきれいに繋がったシーンとなります。
ロジック①のトレンドフォローは小ぶりとなりましたが、戻しが入る前に決済ルールに従って手堅く勝ち逃げ。
このチャートの本命はその後のロジック③となりました。
このRCIの状態なら当然くるだろうと待ち構えていましたが、やはり絶好の勝ち足となり50pipsOVERとなかなかのデイトレとなりました。
どちらも分かりやすい場面でしたので、KLクラスのデモ研修中の生徒さんも含め、わたしと同じエントリー/同じ決済の生徒さんが多く見られた一場面でした。
2025年1月2週のFXトレード5分足
王道のトレンドフォローエントリー
今週はとてもイージーで取りやすい相場となりました^^
画像はロジック①で捉えた王道のトレンドフォロー局面です。


欧州時間から一方的に上昇してきたこの日のEURUSD。
NY時間開始から下落トレンドが発生し、分かりやすい戻しを形成(青点線矢印の一連の流れ)
そして勝ち足となる陰線のローソク足出現。
エントリーは早すぎても逆行に耐える事になり、遅すぎても利幅が減ってしまったり損切り幅が大きくなりがちです。
8本のRCIによる分析では、このような王道のトレンドフォローをジャストタイミングでこれしかない!という1本で確実に捉える事が出来ます。
もちろん条件が合わなければ見送りますが、FXの目的とはトレードをする事ではなく資金を増やす事です。
危険なトレードや勝てる見込みの無いトレードは見送り、ルール通りにエントリー、そしてルールに基づいて決済を選択、8本RCI-FX手法のオンラインスクールで実現できるトレードスタイルは、負ける時は資金管理で定めた範囲内で負け、そして勝つ時はコツコツ勝ってドカンと勝つ、勝ち逃げを徹底したトレードです。
今回のポイントはRCI、メインチャートともにお手本のような場面を紹介いたしました。
2025年1月3週のFXトレード5分足
トリッキーな相場での立ち回り:一定の基準を持つ事の強み
今週はややトリッキーな動きが目立つ週となりました。
相場におけるトリッキーな動きとは、
・相場が定石通りに動かない(一般的なテクニカル分析が効かない)
・大きなヒゲのついたローソク足が頻出する
・前触れなく突発的に大陰線や大陽線が出現する
上げていくかと思えば下がり、下げていくかと思えば上がるため、テクニカル分析を主とするトレーダーは苦戦する相場です。(特にトレンドフォローを戦略の主とするトレーダーは)
そんな今週の相場の中から、8本のRCI分析だからこその対応力を発揮した一場面を紹介しようと思います。


前提として青矢印のように大きく下げてきたチャートです。
ここでトレンドフォローを狙うのであれば、本来は青点線矢印のように下落トレンドをフォローして売りエントリーを仕掛けるべき場面ですね。
しかし、本手法においては赤矢印で買いエントリーを仕掛けました。
エントリー直後から逆行なくぐいぐい伸びていき、決済ルールを選択して安全に利食いです。
注目していただきたいのは黄色点線の垂直線です。
実は8本RCI分析ではこの時点から上昇(買いエントリー)を示唆していました。
他のトレンドフォロートレーダーが売りエントリーを模索している間、8本RCI分析においては買い場を待っていたわけです。
利食い後は経済指標があったのか上下に大きなヒゲをつけた陰線が立ち、ここでようやく多くのトレーダーの目線がピンク矢印の上昇トレンドをフォローすべく買い目線へと転換します。
そんな中で押しを作って上昇していくかと思いきや・・・もみ合った挙句に一気に陰線で買いトレーダーのポジションを全て刈り取って下げていきました。
この場面では8本のRCI分析は静観です。
エントリーを検討する事すらできない状況でしたので、RCIが次のエントリーを指し示すまで横目でのんびりと状況を観察していました。
FXにおいて勝てる指標(インジケーター)や分析は数多く存在します。
その中でわたしはこのRCIというオシレーターに特化した分析を得意としているだけです。
どのようなテクニカル分析においても言える事は一つで、
揺るぎない一定の基準を持つ事(エントリー/エグジットともに)
わたしもこのページで毎週色々なポイントを取り上げて紹介していて、典型的な事例や応用的な考え方ができる事例、一般的なテクニカルと合致する事例などなど、紹介できるパターンは数あれど、結局は似たような場面と画像になります。
狙うポイントは常に一定の枠の中なのです。
一定の基準でトレードしているのですから当たり前ですよね。
また来週も同じ様な場面を一定の基準で狙い、安定したトレードを継続するのみ、です。
お読みいただきありがとうございました。
2025年1月4週のFXトレード5分足
勝ちやすいとされる3波の意味と育てやすいポジションを持つ事の重要性
8本RCI-FX手法のロジック③で狙うのは「上位3波」
ここでいう3波とは文字通り3波の時もあれば、5波の時もあれば9波の時もあり、つまり3波ではない時もあります。しかし第何波であるかは問題ではありません。正確には大きく勝つという目的を達するのであればそれが第何波であってもよいのです。それに伴いトレンドは第何波かなどとカウントする意味もないという事です。
※CLクラス生さんは今週のピックアップレクチャーで詳細解説しているので①と③の連続性から連勝を重ねる読み取り方の具体例を見ておいてください
大切な事は「監視時間足における最も大きな波を獲る事」
8本RCI-FX手法のロジック③はこの最も大きな値幅を獲る事だけに特化したテクニカル分析となります。
※実際には監視時間足の一つ上位の時間足のエリオット波動論3波に該当している事が多いのですが、このような小難しい事を考える必要はありませんし一つ上の時間足を確認する必要もありません
画像は今週のUSDJPYのニューヨーク時間のトレードです。


優位時間開始早々からロジック③でエントリー。
伸び始めにややもたつきが生じましたが、ロジック③は大きな値幅を狙うためロジック①のような初速は出ない事があるのは想定内です。
RCIリーディングに加えてロジック③:STEP3で発生したプライスアクションを根拠に安全にホールドしながら、利食いはどの決済ルールを選択しようとも大きな利益となりました。
獲得pipsは70pipsOverと5分足のデイトレレベルでは上出来のトレードだったと言えます。
まずは相場のどこを狙うのか、そこを獲るには何が必要か、そしてどのような順序で何を分析すればよいのか。
相場というのは掴みどころが無いように見えて、勝てる傾きは確実に存在しており、本手法は勝ち逃げを念頭に、その傾いた方向に自分のコマを置き続ける事で資金を増加させていく事を目的としています。
今週もありがとうございました。
2025年1月5週のFXトレード5分足
8本RCI-FX手法における5分足規模のデイトレードでは週に一度は大きなpipsを獲得できるチャンスが訪れます。相場のボラティリティによりますが、1回のトレードで50pipsOverという規模が多いですね。
そんな中でも今週初めのビッグトレードは多くの生徒さんがわたしと同じエントリーと決済、あるいはわたしよりも良い決済をされていましたので取り上げておこうと思います。
このポイントは単純に大きなpipsを獲得できた・・・というだけものではなく、チャートの流れと8本RCIロジックの狙いが明確に合致している事が見て取れるポイントでした。
今回は順を追ってその日のチャートを見てみようと思います。


青点線、8本RCI-FX手法の優位時間開始からチャートを見ています。
午前中の東京時間の様子を見てみると、見事な上げ一辺倒・・・表示はさせていませんがRCI分析でも市場が一方的に買い方向に過熱し過ぎている事がわかります。
この相場の一方的な過熱こそがロジック②発動の布石です。
後はどこから売るか、過熱も売り足そのものも8本のRCIが視覚的に示してくれます。
優位時間での監視開始から5分後、早速ロジック②の転換の売り足が出現しショートエントリー。
終始含み益で推移し20pipsを獲得したあたりで決済ルールに従ってトレードオフ。
続いてロジック②から①へとバトンが繋がるかを見ていると・・・トレンドフォローのこれしか入れない、という勝ち足が出現しました。


エントリー後は雪崩のように、東京市場の買いを飲み込んで80pipsOverのトレードで決済。
このトレードは生徒さんによってはさらにその先、5分足デイトレードとしては最大規模となる100pipsOverどころか200pipsに迫るほどのpipsをたった1トレードで獲得してしまわれています。
このトレードだけでも充分稼げているので、考え方によってはこの週はもうトレードしなくてもよいくらいですね笑
今回のトレードは本手法に誰よりも手慣れているわたしだけがこのような視点で見ていたわけではなく、多くの生徒さんがわたしと同じ視点でRCIとチャートを見て、エントリーと決済を行う事が出来ています。
手法の再現性とは模範となるトレードの真似が出来るかどうか、です。
レクチャーでルールを覚え、検証でルールの的確な適用を学び、実践で練度を高める。
正しい過程で現実的に再現可能な手法を学べば、自ずとそのトレードはエントリー決済ともに同一のポイントに固まっていきます。
「学ぶ事は真似ぶ事」
トレードの指針を常に眼前に置きながら、トレードレベルを高めていく事こそが8本RCI-FX手法のレクチャーの核です。大きなpipsを獲得できた!という事実は喜ばしい事ではあるのですが、それはその時の相場状況が作り上げただけに過ぎません。
それよりも年代もFX経験もバラバラの人々が8本のRCI分析という同一の規範の元、入口も出口も同じトレードを再現できる事が重要であると考えています。



