【2025年7月版】8本RCI-FX手法5分足デイトレード解説

2025年7月の8本RCI-FXトレードを一部抜粋して掲載しています。
各ロジック、どのようなポイントでエントリーしているのか、トレードイメージの参考にしていただければと思います。
8本RCI-FX手法
ロジック①:狙いはトレンドフォロー(+初動)、8本RCI-FX手法全体の7割のエントリーを占める最も重要で根幹となる手法
ロジック②:過熱した相場を見極め、その後の転換をピンポイントで拾っていく手法
ロジック③:調整後の相場のベストタイミングでエントリーができる、アールの8本RCI手法の中でも最も勝率が良く、利益も伸ばせる手法
※主要なインジケーターは非表示です。
2025年7月1週(6月5週)の8本RCI-FXデイトレード5分足
月曜日のEURUSD、どうぞお取りください、というトレンドフォロー形状ですね。
しかしこれは後から見れば簡単だった、どうしてここで入る決断ができなかったのか、という思いをしてしまう方も多いはずです。
簡単なはずのトレード場面を自信をもってエントリーから利確まで完遂するにはどのような手法及び思考が必要となるのか。
手法はエントリーだけでなく、有効なエグジット(決済)が合わさって完成形となります。


①環境認識:青点線から上目線に固定
②押しの発生及び押しの緩みの定義確認
③各種フィルター異常無し
④エントリートリガー発動
トレンドの天でヒゲ先決済
これほど分かりやすい形も珍しいのですが、例えそのトレードが簡単なエントリーだったとしても、決済も簡単だとは限りません。
どれだけ最高のポジションを持てたとしても利益を手元に残すためには利確をしなければならない。
もたもたしていたら含み益は減り、時間的なサンクコストを考慮すると切るに切れなくなってしまう・・・
だからこそ、決済は難しいと言えるのでしょう。
しかし、決済は難しいものではあるのですが、資金増加効率を高めるアプローチをトレーダー側から行う事ができる貴重な領域の一つなのです。
今回の事例では8本RCI-FX手法の選択式決済の中でも、最も天底を拾える可能性が高い決済方法を採用する事になりました。これは利確したポイントがたまたまヒゲ先になったわけではなく、こうなる可能性が高い事を事前に予知して狙いすまして決済しています。
世の中には「エントリーポジションさえ良ければ決済なんてどこでもいい」と宣言している方もいらっしゃいます。
しかし、個人的にはこのような考え方は非常にもったいないと感じます。
エントリーと決済は双璧であり、
精密なエントリーと的確な決済が合わさってこそより良い結果が積み重なっていくもの
と思います。
今週もありがとうございました。
2025年7月2週の8本RCI-FXデイトレード5分足
今回は異なる2つのトレードの比較です。
A:月曜日のUSDJPYロジック③上位3波


ニューヨーク市場の午前まるまるのロングトレード
含み益を見ながら、伸ばせるだけ伸ばして決済
B:ロジック③上位3波


ポジション保有時間20分弱
コントロール可能な範囲の最大利益を確保して短期決済
同じロジック③でも方や伸ばせるだけ伸ばす、もう一方は速攻で天を捉えて決済。
AとBの対照的な二つのトレードは、
A:なんとなくこう伸びそうだからホールドして運良く伸ばせた
B:なんとなく反発しそうだから決済したら天だった
のような偶然うまくいった事例というわけではありません。
もし、もう一度同じ様なトレード状況に遭遇したとしても、同じ様にエントリーして同じ様に決済、つまりは今回のトレードと同様または限りなく近いトレードを再現する事が可能です。
わたしは基本的に決済という場面においては、
粘れば粘るほどトレーダーサイドが不利な状況に追い込まれていくと考えています。
もちろん最大限に利益を伸ばせる根拠を抱えてのエントリーならばそれに越した事はありません。
ですが・・・
「自分の資金を相場というランダムなフィールドに置いている事」
それ自体がリスクを取っている事に他ならないのです。
相場でポジションを持つという事は、プラス幅を伸ばせるメリットがあると同時に、いつ何時マイナスに転じるかわからないリスクも抱えています。
そのため、決済は出来る限り迅速に確定させる事が大切なのですね。
ではAのトレードはなぜ長時間ホールドできたのか。
ここはあるRCIが第二エンジンとしての役割を果たしていて二段構えのロジックが発生していたからです。
指針となるそのRCIがリスクではなく、セーフティーを示している限りホールドする事ができる。
このような判断を視覚的に促す事ができるのは、
数あるインジケーターの中でも最強のオシレーターであるRCIならではの特性
であると思います。



