【2025年10月版】8本RCI-FX手法5分足デイトレード事例

【2025年10月版】RCI専業トレーダーの5分足FXデイトレード記録まとめ
目次

【2025年10月版】週間デイトレード事例

FXトレーダーR

2025年10月の8本RCI-FXトレードを一部抜粋して掲載しています。
各ロジック、どのようなポイントでエントリーしているのか、トレードイメージの参考にしていただければと思います。

8本RCI-FX手法
ロジック①:狙いはトレンドフォロー(+初動)、8本RCI-FX手法全体の約7割のエントリーを占める最も重要で根幹となる手法
ロジック②:過熱した相場を見極め、その後の転換をピンポイントで拾っていく手法
ロジック③:調整後の相場のベストタイミングでエントリーができる、アールの8本RCI手法の中でも最も勝率が良く、利益も伸ばせる手法

※主要なインジケーターは非表示です。

2025年10月1週のRCIトレード

トレーダーの正常な判断を失わせる大きな要因の一つに「含み損」があります。
その中でも特にトレーダーのメンタルを大きく崩壊させやすいのが、

それまで「含み益」だったポジションが
あっという間に「含み損」に転落し、最終的に「損切り」に至ってしまう

というパターンです。

順調に利益を積み上げていても、たった一度のバッドトレードをきっかけに雪だるま式にマイナスへと転がってしまう・・・多くの方が、この苦い体験を一度はされていると思います。
実際、私自身もトレーダーとして安定するまでは、この現象をどうコントロールするかで大変苦労しました。

そこで重要になるのが、「利があるうちに勝ち逃げる」ための確固たる決済ルールです。
今週のユーロドルにおける実際のトレードで見てみましょう。

FXで勝てるようになるための勝ち逃げ専用RCI決済ルール
8本のRCIテクニカル分析による勝ち逃げトレード実例

いずれのトレードも、エントリー後わずか数本のローソク足で「勝ち逃げ」を選択。
その後の相場は大きく反転しており、もし逃げずに保有を続けていれば「含み益」から一転「損切り」へと転落していた場面でした。

両トレードの利益確保は偶然ではなく手法ルールに基づいた必然です。
「勘」や「予測」といった曖昧な基準で利益確定したのではありません。

「なんとなく嫌な予感がしたから」
「そろそろ反転しそうだから」

といった感覚的な判断ではなく、8本RCIを用いたFX手法の決済ルールに従って勝ち逃げを実行しました。

FXで安定的に利益を残すためには、エントリーの精度だけでなく、決済ルールの一貫性が欠かせません。
8本のRCIを活用したFX手法は、その「勝ち逃げのタイミング」を明確にしてくれるため、トレード手法作成時には気付けない、軽視されがちなメンタルの安定にも貢献しています。
「含み益が含み損に変わる恐怖」から解放されたい方は、ぜひ再現可能な勝ち逃げ決済という視点を取り入れてみてください。

今週もありがとうございました。

2025年10月2週:生徒さんトレード実例

今週の事例は、今週からデモトレード(レクチャーフェイズ3)に進まれた生徒さんのトレードのピックアップです。
8本のRCIを使ったFX手法が捉えた「動き出し(+転換)」の場面です。

⇒東京時間~欧州時間 ドル円5分足チャート

8本RCIを用いたFX手法によるドル円5分足チャート分析。東京市場から欧州時間にかけてレンジから上昇への転換をRCIで捉えたトレード事例。
8本RCIが示した初動サインで上昇を捉えたドル円トレード事例

この日の東京市場は、長時間にわたって小幅なレンジ相場を形成していました。
8本RCIがシグナルを示したのは、動きが出始める直前、欧州時間の1本のローソク足。

・上昇の初動をロジック①で買いエントリー、レンジ入り前に利確
・その後、転換をロジック②で捉えて一転売りエントリー一時的な戻しが入ったものの、決済ルールの条件には該当せずホールドを選択。

結果、レンジ再突入前にしっかりと利確し、2トレード合計で+86.3pipsを獲得。

⇒裏で起きていたユーロドルの急落

面白いのはこちらの生徒さん、このドル円の裏で発生しているユーロドルの急落も抜かりなく取っておられたという事です。

8本RCI-FX手法によるユーロドル5分足チャートの初動分析。ロジック①のRCI形状をもとに急落初動を捉えたトレード事例
ロジック①のRCI形状で初動の急落を捉えたユーロドル5分足

こちらは8本RCI-FX手法におけるロジック①の典型的な初動形状
この「初動パターン」は、いわゆるトレンドフォロー局面よりも一気に伸びやすく、生徒さんもその勢いに乗る形でしっかり利を伸ばされました。 本来は決済タイミングをもう少し早く取って勝ち逃げと出来る場面もありましたが、結果的には利を最大化するトレードとなりました。

⇒8本RCI-FX手法の学習ステップ(フェイズ制)

8本RCI-FX手法のレクチャーは、体系的な習得を目的として以下の4フェイズで進行します。

フェイズ1:手法レクチャー(ルールを覚える段階)
フェイズ2:検証(ルールを適用する段階:検証課題や一部上級リーディングの習得)
フェイズ3:デモトレード(勝率向上・トレードの質を高める段階)
フェイズ4:リアルトレード(実資金での安定運用フェイズ)

ほとんどの生徒さんはフェイズ3に進む頃にはRCIの形状から正確にエントリーポイントを見極める力を身につけています。

この段階からさらに伸ばすべきは、
・「勝ちやすいエントリー」と「負けやすいエントリー」の判別
・相場環境に応じた最適な決済ルールの選択
これらを徹底的に磨くことで、圧倒的な勝率と再現性を持ったFXトレードを実現していく事になります。

2025年10月3週のRCIトレード

東京~欧州時間にかけての展開とRCIの読み取り

8本RCI-FX手法によるユーロドルのトレンドフォロー分析。東京市場から欧州時間にかけてのRCIサインで上昇トレンドの転換を見抜いた事例。

月曜日のユーロドルは、豪州市場から東京市場にかけて上昇トレンドを形成していました。
欧州時間に入ると、上昇の流れを引き継ぐかに見える陽線(画像内①)が出現し、トレンドフォロー型のFX手法を使用している多くのトレーダーが、ここで「買いエントリー」を選択したはずです。

8本RCI-FX手法では“エントリーフィルター”が作動し、買いエントリーを見送り、負けトレードを回避する判断となります。
その後、②の陰線で売りエントリーのルールが合致。
ロジックルールに基づく判断のみで、細かな裁量を挟まずにトレードを行ってこの結論に至っています。

今回のトレード結果と相場の背景

その後は、豪州・東京市場での上昇を完全に打ち消すような急落。
多くの買いトレーダーの損切りを巻き込み、その流れがさらなる下落を加速させた形となりました。

2025年10月4週のRCIトレード

FXで勝つために必要な事は勝率+リスクリワードを表したチャート事例

木曜日のEURUSD。
豪州→東京→欧州と小幅な値動きが続いていましたが、NYに入ってようやく活発に動き出しました。
8本RCIの環境認識を司る上位RCIもしっかり反応して明確に上目線。
浅い押し目からロジック①の条件が揃ってトリガー発動でエントリー。
その後は小康状態に入る前に選択式決済ルールに合致して利確。

「高リスクリワード」の理想的なトレードとなりました。

2025年10月5週のRCIトレード

RCIロジック連携ーーー生徒さん実例

水曜日のUSDJPY。
今週は理想的なロジック連携トレードをされた生徒さんの実例です。

RCIロジック連携によるUSDJPYトレード実例|RCI転換・押し目・初動を組み合わせたFX手法の成功パターン

東京時間で形成されていた上昇トレンドに対して、3本のロジックを繋げたトレード

A:ロジック②転換
バイイングクライマックス的な値動きの直後に、RCIでその転換を捉えるロジック②が成立し売りエントリー
※ここでは上昇トレンドの戻しを取っています

B:ロジック③上位3波
Aが伸び切って利確したその足でロジック③にスイッチで買いエントリー条件が成立
※これは上昇トレンドの3波に乗る形となり利益を重ねていきます

C:ロジック①トレンドフォロー
Bのロジック③を利確したその足で、今度はロジック①のRCIパターンが完成し売りエントリー
※最終的にはAの戻しが1波となり、下降3波を捉えている

相場の一連の流れを8本のRCI分析で論理的に判断し、「転換 → 押し目 → トレンドフォロー」へとスムーズに繋げていく流れは本手法の理想形のトレードです。
私自身も同場面では3本ともエントリーしましたが、こちらの生徒さんのトレードはデモトレード二週目にして模範的なエントリーと決済判断だったと言えます。
8本のRCIを丁寧に読み取る事により、伸びやすい場面を再現性高く捉えるトレードとなりました。



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