【2025年11月版】週間デイトレード事例
FXトレーダーR2025年11月の8本RCI-FXトレードを一部抜粋して掲載しています。
各ロジック、どのようなポイントでエントリーしているのか、トレードイメージの参考にしていただければと思います。
8本RCI-FX手法
ロジック①:狙いはトレンドフォロー(+初動)、8本RCI-FX手法全体の約7割のエントリーを占める最も重要で根幹となる手法
ロジック②:過熱した相場を見極め、その後の転換をピンポイントで拾っていく手法
ロジック③:調整後の相場のベストタイミングでエントリーができる、アールの8本RCI手法の中でも最も勝率が良く、利益も伸ばせる手法
※主要なインジケーターは非表示です。
2025年11月1週のRCIトレード
今週は8本RCI-FX手法ロジック①を用いた2つのチャート事例をピックアップです。
どちらも値動きに連動するRCIをもとにしたトリガー→利確のトレードとなります。
①トレンドフォローでの押し目買いエントリー


エントリー直後から含み損なく上昇し、「これ以上粘ると反発する可能性が高い」と判断できるところまで持ち切って決済。実際にはその後、一時的なオーバーシュート(急伸)が見られましたが、想定通りすぐに反発が入り、相場はそのままずるずると下降していきました。
→ 無理に天を狙わず、再現性を重視した利確ができたトレードです。
②自動ライン反発からの短期勝ち逃げトレード


ホールド時間はわずか10分ほど。
その後のレンジ相場に巻き込まれることなく、天に近い位置で利確です。
→短時間ながらも最適なタイミングでエグジットできたRCIトレード事例です。
RCI分析で見える「懸念あるトレード」での最適解
この2つのトレードの共通するのは、どちらも「懸念あるエントリー」だったという事。
本手法では、その時のRCIの状態によってそのトレードがどの程度の可能性を持っているのかを、
エントリー前からあらかじめ把握しておく事が出来ます。
結果として、
・①のトレードは「ホールドで伸ばす」
・②のトレードは「早期に勝ち逃げる」
と使い分けて利益が最大化したところで利確する可能性を高めています。
エントリーは精査、エグジットは選択
RCIの精査からのエントリー、そしてそのトレードに合った決済の一手を選択する。
8本RCI-FX手法はこの2つの要素を両立させることで、「高勝率かつ再現性の高いトレード」を実現できていると考えています。
今週もありがとうございました。
2025年11月2週のRCIトレード
今週は「8本RCIによる分析だからエントリーできる」という興味深い事例を紹介いたします。
まずはこのチャートを見てください。


現在足がチャート右端の陰線だとすると、この位置でショート(売り)エントリーを選択できた方がどれくらいいたでしょうか?
ここ数週のドル円は数円単位で上昇相場が続いていますので、ここでは多くのトレーダーが
「どこで買うか?」「どこで買い増すか?」「買いポジションをどこまで伸ばすか?」
という ロング:買い前提の思考 になっていたはずです。
こんな局面での8本RCIの判断が次のチャートです。


一般的に買い場を探すこの局面で、8本RCI分析では迷いなく売りエントリーです。
そしてその結果は・・・


多くの買いポジションの損切りも巻き込めたので、かなり勢いがつきましたね。
それまでの上昇トレンドを打ち消す形で一撃で90pips程度を獲得したトレードとなりました。
また、この後もロジック⑤(逆張り)、さらにロジック①(トレンドフォロー)が繋がり、本手法にとってはとてもイージーな相場でした。
1本のRCIや3本RCI手法といった局所的な分析に絞ったRCI戦略ではここまで読み解くのは難しいのですが、
そのトレンドの終焉、そして次のトレンドの予兆、さらにはその動き出し・・・
分析に関する多くの要素をインジケーター判断に任せて細かく読み取れるのが8本RCIの大きな強みです。
RSIやストキャスティクス、MACDなども優れたインジケーターではありますが、ここまでチャートに添った読み取りはRCIにしか出来ない分析だと考えています。
2025年11月3週のRCIトレード:
過熱相場の「押し戻り」を捉える8本RCIロジック②による転換トレード事例
上に下によく動く相場となりました。
8本RCI-FX手法はトレンドフォロー型の手法ですのでこういった相場にはめっぽう強く、特に今週の水曜日から木曜日にかけての200pips以上の一方的な上昇に対しては、複数のロジック①やロジック③が連続して機能していました。今回はこのような派手なシーンの事例ではなく、過熱した相場の押し戻り(市場の利確)を取るロジック②のテクニカルな事例です。
ロジック②:過熱相場の押し戻りを捉える転換エントリー


一方的な上昇が続いた相場の後には、必ず押し戻り=買いトレーダーの利確が入ってきます。
チャート画像一番右の黄色垂直線ポイントでは、
相場の過熱と大きな上昇に対する利確が重なるポイントを把握
移動平均線の条件を整え、エントリーフィルターで障害を確認
8本RCIの最強トリガーでエントリー
ビッグトレード基準を採用して選択式決済による利確
このようなテクニカル分析の元でトレードを行いました。
今回のような買い相場で利確が入ると売り方向に相場が傾きます。
それとは逆に売り相場で利確が入ると買い方向に相場が傾きます。
ロジック①と③で大小のトレンドを獲っていく王道型のトレードの後、その後に来る利確の流れも利益に変えてしまうのが8本RCIの転換ロジックであるロジック②となります。
2025年11月4週のRCIトレード:
デイトレは早期勝ち逃げであるべき理由
皆さんはトレードにおけるポジションの保有時間はどうお考えでしょうか?
わたしは「早期勝ち逃げ」
本当にトレードはこれに尽きると考えています。(特にデイトレにおいては)
週初め、月曜日のUSDJPY。
この日は欧州~NY市場にかけてロジック①が連続して出現し、3度のエントリーが成立しました。
この3つのエントリーを「ポジションの保有時間」という点から見てみます。


A:保有30分
B:保有25分
C:保有15分
いずれのトレードも
「伸び始めからエントリー→選択式決済」
といういつもの8本RCIトレードの流れとなります。
8本RCI-FX手法のポジションは長くても1時間、早い時はわずか5分で利確します。
なぜこのような早期の勝ち逃げが合理的かというと、確たる決済ルールに従って行った決済は、後から見返しても結局はそこが最大利益となっていることがほとんどだからです。
「なんとなく伸びそう」という感覚で神経をすり減らしてポジションを握りしめて頑張ったのに「あそこで切っておけば良かった・・・」というご経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
これは8本RCIのチャート構成にも深く関連する事なのですが、デイトレスタイル(日を跨いだポジション保有はしない)のFX手法は基本的には30分前後で手仕舞いできるよう構築しておくべきです。
なぜならトレードとは自分のお金を相場に預ける事。
大切なお金に紐を1本だけ結び付けて、見えないリスクの中に垂らしているのと同じです。
確実に利を伸ばせるならよいのですが、置けば置くほど、粘れば粘るほどお金を失うリスクは高まっていきます。
確度の高いポイントでエントリーし、速攻で利益をもぎ取って撤退。
いくら含み益があっても利確しない限りは利益になりませんから、レンジでやきもきしながら粘るより次の伸びるポイントで入る方がトレード行動としては合理的ですよね。
長年トレードをしてきましたが、これが手法・資金管理・メンタル、全ての面から見たトレードの理想形だとつくづく思います。
今週もありがとうございました。





