FX手法をPDFや動画で学んでも勝てないのはなぜか

FXは独学では勝てないのか
FXトレーダーR

誰かの書いた何十、何百ページに及ぶ最強手法PDFをどれだけ読み込んでも勝てないのはなぜでしょうか?

目次

FXは独学では勝てない理由

認識のギャップ

勝てるFX手法でも認識がズレる

結論を一言で申し上げます。

「認識がズレる」

からです。

ではなぜそのような事が生じてしまうのかを見ていきましょう。

PDF教材のようなもので新しい知識に触れながらトレードの習得というのは楽しいものではあると思います。
ですが時に「これで合っているのかな?」が生じていませんか?
PDF資料による手法習得の際、最も壁となってしまう部分が、著者の認識との食い違いです。
マニュアルや動画で説明されているような、わかりやすい場面ばかりならよいのですが、残念ながらそうはいきません。
ルール通りにトレードしていても連敗が続くと、手法に対する疑念が生まれ、やがてその手法は我流に変化していくことになるでしょう。
何度も読み込んで理解した!と感じて実際にトレードしてみても、もやもやした思いを抱えたまま蓋をして見ないように進めざるを得ないシーンもあると思います。

こうなると、例えそのPDFに書かれた手法が優位性ある手法だったとしても、疑念が疑念を生み、到底著者が想定するようなトレードを行うことはできなくなってしまいます。
多くの方は手法(教科書)だけで勝てると思いがちですが、トレーダーとして安定するには、

・検証済みの優位性ある手法(エントリー+エグジット)
・正しい順番での正しい学習
・手法に精通した指導者

必ずこれらがセットである必要があります。

ズレを埋めるには

どれだけ優位性の高い手法マニュアルや解説動画を手にしたとしても勝ちきれないのは、指導者と学習者の認識のズレが生じるから・・・
ではこのズレを埋める方法は何なのか・・・

残念な事にこのズレはそう簡単には埋まりません。

学ぶ側が認識して解消しようとするズレ、これは著者と何往復か質疑応答をする環境があれば解消できるでしょう。
ですが、手法精通者だけが見つける事ができるズレ、これは手法を学ぶ側はその手法の経験値がないため、そもそも気づくことすら出来ず、一生埋まらない認識のズレとなります。
このズレがあるかどうかに気付けるのは教える側だけであり、教える側も学ぶ側に相当寄り添っていないと修正はおろか発見することもできません。

これらの事実に目を瞑り、独学で継続しても、必ず手法は変化してしまいます。
これは初心者/経験者に関わらず、例外なくです。
以前しばらくご連絡が途絶えていた生徒さんから、再受講のお申し出をいただいたことがあります。
現在のトレードルールを尋ねると、学んだRCI手法そのまま、という事でしたが、実際に内容を伺ってみるとルールの付け足しや省略が散見される内容でした。
ご本人は変えていないつもりでも、一人で進むというのはこのような弊害が出る事がほとんどです。

これはわたしがここでお教えするレクチャーでも全く同じ事が言えます。
二人の生徒さんに同じ文書で解説しても、読み手によって認識は大きく変わります。
だからこそ、手法に精通した者と認識を擦り合わせて、同じ眼をもってチャートを見ることが必要です。 レクチャーでは、手法のルールはもちろんですが、この認識の擦り合わせを最も大切に考えています。

本当はお教えする側としては、多くの生徒さんに一気に同じ教室で教える方が楽です。
一度の労力で複数の方に同じ事を伝えることができるからですね。
ですが、わたしがグループ学習で一気に教えず、一人一人マンツーマンで向き合いながらお教えする理由。それは当然ですが同じ生徒さんは一人としていらっしゃらないからです。
わたしが講じるレクチャーにおいては、個々の生徒さんがこれまで得てきた知識や学習量、そして何より現在置かれている環境を重視しながら、大まかな骨子は決まってはいますが、メッセージや指導内容は生徒さんごとにすべて書き直してお送りしています。

最もたちが悪い学習状態

PDFや動画で手法を1から10まで一気に読んで、そこから各項目で疑問が湧き、読み返したり、チャートを広げてみたり、手法提唱者に細切れに質問したり・・・これでは当然その手法に対する理解や認識も細切れになるのです。
実はこの学習状態が一番たちが悪く手に負えません。
認識も知識も歯抜け穴あきでは、それはもはや違う手法です。
これまで色々な生徒さんに手法をお教えしてきた過程で、もっと効率のよい教示方法も考えてはきましたが、やはり手法認識からリアルトレードに至るまで、手法の精通者とともに逐一認識を共有しながら、一緒に進んでいかなければ身に着くわけがないとまで、言い切ることが出来ます。

例えば 「ラインを抜けたらエントリーするだけ」 この解説一つとっても、かなりの選択肢となります。
実体で抜けたら?ヒゲだけ?足の確定は待つ?指値?ラインが複数ある場合は?タッチして戻されてもいい?大きく抜けた場合は?などなど・・・
伝える側の解釈は一つなのです。
ですが、受け取る側の解釈はそれぞれであり、この時点で複数の選択肢と疑問が生じます。
それを何とか自分なりに解釈して検証を始めると、またさらに複雑な疑問が生じます。
聞ける人もいないため、また独自の解釈で検証を続けて・・・ それは本当に同じ手法と言えますか?

FXで勝てるトレーダーになるには

その手法を覚える事から実践に至るまで一緒に見ていく・・・どんな相場でも崩れない安定したトレーダーになるには、結果的にこの工程が最短ルートであり、唯一の方法だと思います。

ロジック①フェイズ1では、手法のルールをアールと同一の認識で覚えていただく事が目的です。
続いてフェイズ2の検証ではチャート内で手法を正しく適用できる眼をアールと同一にする事が目的となります。
そしてフェイズ3以降、デモトレードではアールと同一のトレードができる事が目的となり、リアルトレードまで行く頃にはRR1:1以上は当然として勝率は8割前後、その週のアールよりもよい成果を出してしまう生徒さんも珍しくありません。
レクチャーは始まりです^^ご自身の伸びしろが埋まっていく事を楽しみながら、一緒に上達していきましょう!

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