連続するロジック③が描く「大相場の波」
5分足RCIデイトレード実例解説
この週はグッドフライデーにつき、全体的には落ち着いた相場となりました。
そんな中で注目すべきだったのは、**「連続するロジック③」**の出現です。
画像はEURUSDの5分足デイトレードを示したものです。

ニューヨーク時間だけで3度のロジック③上位3波エントリーが発生。
ロジック③はその性質上、一度トレード機会が訪れる局面に入ると、
打ち寄せる波のように連続してトレード機会が訪れる事が多いロジックです。
今回もまさにその典型で、NY時間内だけで3度のエントリー機会に恵まれました。
もっとも、これ自体は珍しいことではありません。
本質はその後の「トレード設計」にあります。
エントリーから決済まで ― 流れを読むトレード設計
Aのロジック③で上位3波の始まりを捉え、間髪入れずロジック3.5で増し玉。
その後、エントリーAをA´、エントリーBをB´でそれぞれ決済し、エントリーCが本命の上位3波となり、大きなトレードとなりました。
この場面ではABのトレードとCのトレードの間にやや大き目の戻しが入っています。
しかし8本RCI手法においては、エントリー前からこのような反発がある事を想定してトレードしていました。
その根拠となるのがチャート上の太い黄色のラインです。
複合ライン(自動ライン)で相場の反発を先読み
わたしたちはこれを複合ラインと呼んでいます。
要するに強力なサポート・レジスタンスラインの事ですが、特徴はその客観性にあります。
これは過去の節目や直近の目立つ高値安値等を目安に自分の感覚で引いたラインではなく、このチャートを見る人全員が同一に視認できる「インジケーターによって自動描写されたライン」です。
この複合ラインを把握しておく事によって、
・ABは取れるところまでを安全に勝ち逃げ
・本命のCはしっかり利を取り切る
このようなトレード思考を持って、目先の値動きに流されてしまう事無く相場に臨んでいます。
ロジックがきれいにはまったトレードでしたので、多くの生徒さんがこれに近いトレードを再現できた場面となりました。



