FXトレードのストレスであるレンジ相場をRCIで見極める
RCIトレード実例解説
今回はトレードにかかるストレスについて見てみようと思います。
FXトレードとストレスは大半のトレーダーにとって避ける事のできない問題です。
思うように勝てない伸びない、連続する負けトレード、エントリーできそうでできない・・・など
これらの多くの要因となっているのが
レンジ相場
であると思います。
よし!ここだ!と思ってエントリーしてもレンジが続き、損切りした瞬間に思った方向に伸びていく・・・という経験のある方も多いと思います。
下の画像はドル円相場において、レンジ相場で適切に対処なさった生徒さんのトレード事例です。

左:ロジック③
条件揃いからエントリー
直後に陰線が生じたものの、その後は順当に伸び続け、選択式決済ルールにおいてレンジに飲み込まれる前に勝ち逃げ
右:ロジック③(3.5)
レンジ直後の条件揃いでエントリー
一気に伸びて、下がる前に決済ルールを選択して決済
生徒さんによるこの両トレードは決済の選択がルールに忠実で上手い、という事もあるのですが、特筆すべきは最初のロジック③のトレード後、中央の紫で囲んだヨコヨコの期間を回避して、次の伸び始めのロジック3.5を確実に捉えておられることです。
8本のRCI分析は難しい場面においてなかなかGOサインを出してくれません。
このようなレンジ相場においてはSTEP1~4の分析内のどこかで止められてしまい エントリーを検討することすらできない、という分析結果に落ち着きます。
そうなると後は、8本のRCIが示してくれる勝ち足を待って、
勝てる可能性の高い1本でエントリー → 最大利益を得られる可能性の高い1本で決済
このサイクルを繰り返していくだけ、となります。
トレードに際してのストレスの大半は レンジ相場=難しい局面での無理なトレード から生み出されているものです。
相場から退場することなく安定した利益を得ていくために、レンジ相場を適切に回避できるFX手法とは、
この2つの要件を兼ね備えているものだと考えています。
お読みいただきありがとうございました。

