RCIだからできるレンジ回避分析:8本RCI-FX手法2025年8月2週

2025年8月2週目の8本RCI-FX手法トレード実例:RCIによるレンジ相場の回避分析術
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トレンドで刻み、レンジを回避するRCIによるFXテクニカル分析

【2025年8月2週】8本RCI-FX手法5分足デイトレード解説

※主要なインジケーターは非表示です。

7月のロジック③の独壇場が多く見られた派手な値動きの相場を経て、8月は雇用統計の爆発的なボラティリティ後、まずは様子見の相場からスタートとなりました。
こういった相場の分析としては、まずは見ている時間足の相場にトレンドが発生しているのか、それともレンジ相場が展開されているのか、を把握する必要があります。
そしてトレンドが発生しているなら、それは利益にできるトレンドなのかどうか、繊細な見極めと判断が必要になってきます。

今週の水曜日のドル円はNY時間前から面白い動きが見られました。

RCI分析によるFX手法ではトレンド相場とレンジ相場を区別してエントリーしている

青矢印①の下落トレンド1波が発生、その戻りのピンク点線矢印を待って、RCIトリガーを打つ。
それが青矢印②の下落トレンドとなり、その戻りのピンク点線矢印を待って、RCIトリガーを打つ。
さらにそれが再び青矢印③の下落トレンドなり、その戻りのピンク点線矢印を待って、RCIトリガーを打つ。(ここはおまけでもう一本打ち込めるポイント)

その次が問題です。

例によって先ほどのトリガーでの売りエントリーが青矢印④の下落トレンドなり、ピンク点線矢印を待って、RCIトリガーを・・・・・打ちません

どうしてここは打たないのか。

発生したトレンドはいつかは必ず終わりを迎えます。
ご覧の通り、相場はここから上下黄色ラインの価格間でのレンジ相場へと変化しています。
8本のRCIによるテクニカル分析では、①②③のトレンドフォローはエントリーする事が出来ますが、④のトレンドからはルールが合致せず、「エントリーを検討するに値しない相場」と判断する事になります。

もちろん全ての相場でこのように理想的な判断ができるわけではありません。
しかし、通常のオシレーターでは決して成し得ない高度な分析を、RCIならば高確度で分析する事が可能です。
これがRCIというオシレーターがFXにおけるテクニカル分析のおいて最高の優位性を持つ、と言われる理由の一つであると考えています。

また次週以降も8本のRCIを利用したFX手法の興味深いシーンを解説できればと思います。
今週もありがとうございました。


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