トレンドの規模を見据えたFXトレード
【2025年8月3週】8本RCI-FX手法5分足デイトレード解説
大きなトレンドと小さなトレンドを複合で取りに行く場面。
このトレンドおよびトレードの規模感。
意外に見落としがちな視点なので言及している方は少ないかもしれません。
エントリー→戻りや揉み合いの前に利確→戻り→エントリー→以下ループ
トレンドフォロー型のFX手法においてはこのような流れが王道的なエントリーとなります。
しかしそのトレンドの規模を見誤ると・・・
まずは8本RCI-FX手法による今週のトレードシーンから見てみましょう。

A:ロジック①:小さなトレンド(監視時間足における通常サイズのトレンド)
B:ロジック③:大きなトレンド(監視時間足における最大規模のトレンド)
C:ロジック③:大きなトレンド(監視時間足における最大規模のトレンド)
これらは全てトレンドフォロー局面を担って8本のRCIルールに合致したトレードですが、AとBCではトレンドフォローの規模が違うのがお分かりいただけるでしょうか?
この「規模」を考慮しない(できない)FX手法で、トレンドが発生したからとトレードをすると一気にトレードが難しくなってしまうのです。
例えばこのシーンを小さなトレンドの規模感だけでRSIを使用してトレードしたとするとこうなります。
(RSI-30への到達をトレンド1波、RSI-30からの回帰を戻り、RSIの反転をトリガーと想定してエントリーした場合)

この相場に関してはなんとかトータルプラスに持っていけそうですが、実際にはこういった出入りが激しいトレードは非常に疲れますし、何より乱れます。
疲弊はミスを生み、それを取り戻そうとやってはいけないトレードまでやってしまう。(損切りの移動やリベンジトレードなど)
ユーロドルだけを見ると、8本RCI-FX手法でのロジック①でのエントリーは1本しか無く、少なく見えてしまうかもしれませんが、同日同時刻帯のドル円においては3本のロジック①エントリーが行われています。
わたしたちはエントリー数を目的にしてFXで遊びたいわけではなく、勝てるFXトレードを行って資金を増やす事が目的です。
大きなトレンドと小さなトレンドを見極めて勝てる可能性の高い足だけ狙い撃つ。
8本RCI-FX手法では多くの生徒さんが同じ様なエントリーとエグジットを達成できた場面となりました。
8本のRCIというインジケーターでのFXテクニカル分析は、このような「トレンドの規模」という一般的なテクニカル分析では見えないポイントも味方に付けてトレードを行っているという一面を紹介させていただきました。
※主要なインジケーターは非表示です。
2025年7月~8月:その他の週の8本RCI-FX手法5分足デイトレード事例



