勝てる可能性と負ける可能性の精査
【2025年8月4週】8本RCI-FX手法5分足デイトレード解説
インジケーターが良い条件だから・・・と無条件にエントリーしていませんか?
8本RCI-FX手法は徹底的に高勝率にこだわる手法です。
もともと高勝率トレード運用を前提に設計したFX手法であるため、ルール合致で機械的にトレードを行ったとしてもある程度の勝率を確保する事は可能です。
しかし、これに加えて、ルールの合致プラスアルファを見ておく事により、
勝率8割以上、週によっては9割以上といった超高勝率トレードを実現する事も可能となります。
今回はそんなトレードの可能性について見てみましょう。
勝てる可能性が高い場合・・・もちろんエントリー
しかし負ける可能性が高い場合・・・エントリーしない、という選択をする
文字で見ると当たり前の判断・・・と感じられるかもしれませんが、実際にインジケーターの好条件が揃った場面では「エントリーしたい!」という意識に捉われて自分都合で相場を見てしまうため、意外に冷静な判断が出来なくなってしまう方も多いと思います。
画像は今週のEURUSDの実例です。

①勝てる可能性が高い:エントリー
②負ける可能性が高い:見送り
③勝てる可能性が高い:エントリー
④負ける可能性が高い:見送り
①と③のローソク足はRCIルールに合致し、なおかつエントリーに際した障害が無く、勝てる可能性が高いと判断できるローソク足ですので当然エントリーとなります。
両エントリーともに8本RCI-FX手法の選択式決済の元、無事に利確となります。
続いて②と④はRCIルールには合致するけれども、エントリーフィルターにより負ける可能性が高いと判断できるローソク足です。
④は含み益になる事すらなく負けてしまっていますね。
対して②はどうでしょうか。
負ける可能性が高いと判断できるにも関わらず、エントリーしていたなら勝てるトレードです。
しかしこれを悔しいと思う必要など全くありません。
今回②ではたまたま勝ちトレードとなりましたが、わずかでも勝てる可能性があるなら・・・と、負けやすい足でエントリーし続けていると必ず負けが先行していき、資金を減少させて退場となります。
どれだけ負けやすいと知っている場面でも、理由なく勝ててしまう事があり
どれだけ勝ちやすいと知っている場面でも、理由なく負けてしまう事があります
これらの現象は、
「絶対勝てる」「絶対負ける」
という結果が存在していない相場という世界においての、一つのトレード結果に過ぎません。
FX手法とは「勝ちやすい」を見極めるための手段です。
一つのトレード、一つの勝ち、一つの負けに深入りし過ぎる事なく、あくまでも「勝ちやすい」側だけに自分のポジションを置き続ける事。
そうすると勝ちトレードが積み重なって、自ずと資金を増加曲線に乗せていく事ができる。
このようなテクニカル分析で客観性を持ってそのトレードの勝ち負けの可能性を分別できるのが8本RCI-FX手法の強みの一つでもあると考えています。
今週もお疲れ様でした。
2025年7月~8月:直近の8本RCI-FX手法5分足デイトレード事例



