24年5月RCIトレード5分足実例
24年5月の8本RCI-FXトレードを一部抜粋して掲載しています。
各ロジック、どのようなポイントでエントリーしているのか、トレードイメージの参考にしていただければと思います。
8本RCI-FX手法
ロジック①:狙いはトレンドフォロー(+初動)、8本RCI-FX手法全体の7割のエントリーを占める最も重要で根幹となる手法
ロジック②:過熱した相場を見極め、その後の転換をピンポイントで拾っていく手法
ロジック③:調整後の相場のベストタイミングでエントリーができる、アールの8本RCI手法の中でも最も勝率が良く、利益も伸ばせる手法
※主要なインジケーターは非表示です。
5月1週(4月5週)のFXトレード5分足
8本RCI-FX手法:ロジック③EURUSD
今週はロジック③の独壇場となる展開が多い週でした。
年に何度かの大きな値動きの際はロジック③が何度も何度も連続で機能します。
この場面は左から大きめのトレンドが発生し、その流れからトレンドフォローの3波初動を掴む1本のローソク足を導き出しています。
周辺の他のローソク足はルールに合致しないため、選択肢にすらなりません。
わたしは最初の✔マークで決済としましたが、ここは次の✔マークまで伸ばし切った生徒さんが多かったポイントです。
5月2週のFXトレード5分足
8本RCI-FX手法:ロジック①EURUSD
少々珍しい形状ですが、ロジック①でEURUSDの動き出しを捉える事になりました。
1波より押しが強く入ったため、直近安値を下回ってしまいトレンドフォローの形状ではありませんが、RCIによる分析ではこのような隠れたトレンドフォローを視覚的に暴き出しエントリーすることも出来ます。
さらに今回は同一ポイントで2本のエントリー足がルールに合致して出現しました。
決済した後も伸びていますが、決済ルールに従い、自分がコントロールできる部分までトレードして勝ち逃げ、手堅く利益を確保していきます。
この後、またルールに則ったエントリーポイントが来たらエントリーする、そして決済ルールに従って決済、ルールに従ったブレないトレードの繰り返しが、FXにおける安定的な資金増加サイクルを作り出します。
5月3週のFXトレード5分足
8本RCI-FX手法:ロジック③USDJPY
今週のUSDJPYはロジック①の発生もそこそこに、5月1週同様、大きなトレンドの際にロジック③が何度も何度も連続して訪れた特徴的な場面となります。
ロジック③は執行時間足における最大のトレンドを捉える事に特化したRCI分析です。
連続4回のロジック③のトレードとなり、合計100pipsOverのビッグトレードとなりました。
後から見返すと、この日のFXチャートはとにかく売りを仕掛けておけば、どこで売っても勝てる、というチャートに見えますが、
戻して売る→利益を抜き取る
戻して売る→利益を抜き取る
戻して売(省略)
FXにおけるトレンドフォロー手法の一番の利点である、最も安全に勝てるポイント(損切りまでの距離が狭い)でエントリーし、手法ルールで制御可能な範囲で早々に勝ち逃げする。
勝った負けたの勝敗や勝率はもちろん大切ですが、この「損切りまでの距離が短い」というのも「資金の増加効率」=いわゆる儲け、この金額に大きな影響を与える要素となります。
5月4週のFXトレード5分足
8本RCI-FX手法:ロジック①EURUSD
今週のEURUSD、わかりやすいトレンドフォローが出ていました。
画面左側のピンク四角に囲われた時点ではまだ横ばいです。
このようなポイントで無暗に入ると、これからどうなるのかやきもきしてしまう部分ですね。
この時点では8本の内、3本がエントリーを許してくれません。
そこから明らかにローソク足の大きさも変わり、相場の値動きが変わりました。
STEP1~4+αのルールに合致した足、それが赤矢印の足となります。
わたしは比較的安全な取引志向なので、その後最初のチェックマークでエグジットルールを選択し、利益確定としました。
この場面、生徒さんの何人かはエグジットルール+RCIの上下優勢(ロジック①フェイズ2でお教えする上級テクニック)を活用し、トレンド総なめのトレードとされています。
アグレッシブなエグジットは大きなトレンドの際は大きな利益、そして何より大きなリスクリワード(この場合は損失1に対し利益が4.5)で一気に資金を増加させる事ができます。
5月5週のFXトレード5分足
8本RCI-FX手法:ロジック①EURUSD
トレンドフォローとは、直近のトレンドだけに目が行きがちですが、そのもう一つ前を見ると、さらに勝ちやすくなるんですよ^^
この場面は青矢印の下落トレンドの前を見てみましょう。
青矢印のトレンドの起点となった直近高値があります。
そして直近高値の前には、直近高値の起点となった安値があります。
青矢印は直近高値の起点の安値を抜いた下落トレンドなのです。
そしてその押し戻りを待って、トレンドフォローでエントリーとなります。
実際の8本RCIのチャートでは特に直近高値やそれを作った起点の安値を意識しなくてもエントリーできます。
RCIの読み取りだけでもエントリーポイントは指し示してくれているからです。
FXの面白いところは一つの技術が高まると、さらにその技術を高めるポイントが見えてくる事です。
この場面はRCIだけでもエントリーできますが、読み取りに余裕が出てきてプラスアルファの要素まで見えてくると、勝てる確信を持ったエントリーを行い、負ける可能性を考慮して勝ち逃げする事ができます。
このエントリーにはさらにもう一つ安心できる要素が隠れているのですが、そのような深いポイントもCLクラスの毎週のピックアップレクチャーでは解説しています。
レクチャーで手法そのものを覚える事も大切ですが、覚えた手法をどのように相場に適用するのか、どのように運用すれば効果的なのか、手法を本当の意味で身に着けるには手法を覚えた後の方が大切です。
それをCLクラスにおいて特別な学習方法とケーススタディで高めていく事になります。
▶CLクラスとは:手法を覚えて終わりではない、正しく適用し徹底的に勝ちにこだわる