【2026年10月版】週間デイトレード事例
FXトレーダーR2026年10月の8本RCI-FXトレードを一部抜粋して掲載しています。
各ロジック、どのようなポイントでエントリーしているのか、トレードイメージの参考にしていただければと思います。
8本RCI-FX手法
ロジック①:狙いはトレンドフォロー(+初動)、8本RCI-FX手法全体の約7割のエントリーを占める最も重要で根幹となる手法
ロジック②:過熱した相場を見極め、その後の転換をピンポイントで拾っていく手法
ロジック③:調整後の相場のベストタイミングでエントリーができる、アールの8本RCI手法の中でも最も勝率が良く、利益も伸ばせる手法
※主要なインジケーターは非表示です。
2026年10月1週(9月5週)のRCIトレード
今週は、ユーロドルで約3時間にわたって利益を伸ばし続けたトレード事例を見てみましょう。


欧州時間で条件が揃い、ロジック③で売りエントリー。
エントリー後は含み損になる場面がほとんどなく、終始含み益のまま伸ばし切って利確となりました。
ホールド時間は約3時間。
8本RCI-FX手法のデイトレードでは、エントリーから決済までの保有時間はローソク足6本分(30分)ほどが平均です。
今回はその約6倍ですので、5分足デイトレードとしては異例の長さのトレードとなりました。
約3時間のホールドを支えた「決済か、ホールドか」の判断
今回のトレードはもちろん、「なんとなく伸びそう」という感覚的なもので3時間も持ち続けたわけではありません。
8本RCIの状況を見ながら、「今、利益が残りやすいのは決済か、それともホールドか」を判断していきます。
その結果、ホールド・・・まだホールド・・・これもホールド・・・と続いただけ、です。
そして最終的には、大きな戻りが入る手前、ほぼ底に近いローソク足まで持ち切ることができました。
FXの決済ルールにも、エントリールールと同等の基準が必要
世の中のFX手法の多くが最も重視している事は「エントリー」です。
しかし、エントリーは非常に緻密に設計されているのに、決済(エグジット)は
のように、とても簡易的なものが少なくありません。
しかしこれらはまだ基準があるだけましな方で、さらに基準があいまいなものでは
といった決済もあるようです。
これらの決済基準は個人的には本当に「もったいない」と感じます。
わたしは、エントリーとエグジットはトレードの双璧であり、どちらも同じだけ丁寧に扱うべきものだと考えています。
「終わり良ければ総て良し」という言葉もある通り、よい入口から入り、その上でよい出口で手仕舞ってこそ、最高のトレードは完成します。
これは何も本手法に限ったことではありません。
もしこの記事を読まれている方で別の手法でトレードなさっている方も、ご自身のトレードの伸びしろを探りたいときは、入口だけでなく出口にも目を向けていただくとよいと思います。
今週もありがとうございました。
2026年10月2週のRCIトレード
東京時間から欧州時間にかけて、一方的に下落してきたEURUSD。
こうした相場では、「NY時間に入ると、それまでの流れが否定されて反転する」という話を耳にされたことがある方も多いと思います。
今回は、そんな相場のセオリーと、今自分が信じて使っている手法の関連性、これをチャートを通じて見ていきましょう。
わたしは「相場に先入観を持ち込まない」と決めています。
皆さんもFXを勉強なさっていると、さまざまなセオリーや常識(と言われること)を目になさっていると思います。そうしたセオリー通りに動くこともありますが、もちろんそれがいつも当てはまるとは限りません。
そのため、
「NY時間から反転するはず」
チャートを見てそう考えてしまったその時点で、反転の根拠から探し始めてしまうことになります。
相場の中で信じられるもの
相場の常識やセオリーと呼ばれるものは、儲ける側、はめ込む側によって作られたものも少なくありません。
こういった先入観や常識は大きな力を持つ側によって作られたものであることがほとんどだからです。
そんな中でわたしが信じているのは2つだけ。
これまで実証してきた手法と、今、目の前で動いている8本のRCIです。


NY時間に入ってしばらくして・・・8本RCIが転換の条件を示し、ロジック②で買いエントリー。
利確後は押し戻り担当のRCIに従って戻りを見ます。
そして絶好のトレンドフォローチャートでは、当然RCIも絶好の形状を描きやすくなります。
ロジック①で再び買いエントリーとなって大きく伸びたところで利確。
ロジック②で流れの変わり目を捉え、ロジック①でその流れに乗る。
2つのロジックが、ひと続きの上昇の値動きの中でつながった場面です。
セオリーではなくRCIに従った「結果」
終わってみれば、東京時間から欧州時間にかけての下落を、NY時間の上昇が飲み込んだ。
つまり今回は、相場のセオリー通りの結果となったわけですね。
しかし、わたしはセオリーを意識したり信じながら今回のトレードしたわけではありません。
仮にNY時間も下落が続いていたなら、RCIが示すのは買いではなく、別の答えだったでしょう。
今回のように上昇へ転じたなら、その時8本のRCIが示すロジックを狙っていく。
どちらの展開になっても、やるべきことは変わらないのです。
今、目の前のRCIが何を示しているか
ただそれだけです。
相場の常識やセオリーに振り回されて迷った経験のある方ほど(わたしもその一人です)、この「ただそれだけ」がどれほど心強いか、感じていただけるのではないかと思います。
今週もありがとうございました。
2026年10月3週のRCIトレード
今週は、ひとつの上昇トレンドを、2回のトレードに分けて取ったドル円の事例です。
1回目は小さく利確し、2回目で大きく伸ばしました。
後から見れば、1回目をそのまま持っていれば済んだようにも見える場面です。
それでもわたしは、同じ場面が来たら、また同じ判断をします。
その理由を、8本RCI-FX手法のロジック③と、その派生ロジックである3.5の関係から見ていきましょう。


この日のドル円は、欧州時間の監視を開始した時点で、東京時間からの上昇トレンドを継続中。
8本RCIによる環境認識も上方向で整っていて、あとは「どこで買うか」を待つだけでした。
徐々にRCIの形が整ってきましたが、Aではロジック③の条件が成立せず見送り。
その4本後、Aの条件を引き継ぎながら、Bでロジック3.5が成立し買い。
ところが、エントリー後は思うように上昇が続かなかったため、無理に引っ張らず、リスクリワード1:1で利確。
まだまだRCIは買い優勢で、次のロジック③の成立を待ちます。
Cで再びロジック③の買いが成立・・・の寸前までいきましたが、トリガーが発動せず見送り。
そのCの条件を引き継いで、Dでロジック3.5のトリガーが発動!
今度は大きく上昇し、いつもの選択式決済ルールに従い、天井付近で利益確定となりました。
最大の値幅を狙うロジック③と、その足踏みを補う3.5
ロジック③は、今見ている時間足よりも大きな規模のトレンドを捉えるためのロジックです。
複数の時間足を切り替えて見るマルチタイムフレーム分析は行わず、5分足の8本RCIだけで上位足規模のトレンドを捉えにいく、現在の8本RCI-FX手法で最大の値幅を獲得できるRCI手法です。
ですがその強さの代償として、
・初速が出ないことがある
・合致条件が厳密になる
上記のような特徴も持ち合わせています。
上位足規模では上昇トレンドの途中であっても、5分足で見れば一時的な揉み合いに入ることもあります。
そして、ロジック①よりもさらに精密な分析を行う分、あと一歩で条件が揃わない、といったこともあります。
今回はまさにそのような場面で、AとCのロジック③の足踏みを、ロジック3.5がBとDで補ったトレードです。
ロジック3.5は③とは少し性質が違い、ほとんど1つの条件だけの判断でエントリーしてしまいます。
なぜならそこまでの上位足レベルのトレンド分析はロジック③によって済ませてしまっているからですね。
ですので、8本RCI-FX手法で最強のトリガー型のみを条件にエントリーできるロジックとなります。
伸び悩めば利益を守り、条件が整えば入り直す
今回のトレードは後から振り返ると、Bのエントリーをホールドし続けていれば、結果的に大きな利益になっていたかもしれません。
しかし、それは途中の値動きに対して適切な判断を行わず、どうなるかな?伸びるかな?と運を天に任せてしまっている状態です。
そのトレードが伸び悩んだのであれば、ルールに従って利益を守る。
そして、再び条件が整ったのであれば、あらためてエントリーする。
10月1週のトレードでは約3時間ホールドしましたが、今週は早めに利確して入り直しています。
ホールドするのか、早期勝ち逃げするのか、どちらもその時の最適な決済ルールを選んだ結果です。
一つのトレードにしがみつくのではなく、根拠あるトレード行動を繰り返すこと
今回のロジック③から3.5への連携は、そんな8本RCI-FX手法の考え方がよく表れたトレードとなりました。
今週もありがとうございました。
2026年10月4週のRCIトレード
今週の5分足ドル円の一場面です。
結果的にはDの足を皮切りに下落していきましたが、実際にはA・B・Cのポイントも入りたくなってしまう場面です。


東京時間の前場(午前の取引時間)で大きく下落したドル円は、後場(午後の取引時間)から欧州時間に入っても、方向感の乏しいレンジが続いていました。
こうなると注目されるのは、レンジの上限と下限のどちらを抜けていくか。
抜けた方向に乗ろうとする思惑と、それを騙そうとする思惑が入り混じる、難しい局面ですね。
Aは、直前の下落を受けたトレンドフォロー
Bは、直近の安値を抜けたところ
Cは、大きな陰線が出たところ
ローソク足の値動きだけを見ていれば、どれも売りの理由が見つかりそうな場面です。
ですが、8本RCI-FX手法の売り条件が揃ったのはDだけでした。
指針となるRCIによる環境認識で方向を定め、押し戻りを確認し、エントリーフィルターのクリアとともに8本RCIの条件が整うのを観察します。
A・B・Cでは条件が整わないため、すべて見送り。
そしてDでロジック①のエントリー条件が成立し、売りエントリーとなりました。
その後は下落が進み、レンジの下限を抜けて、さらに大きく下降。決済ルールに沿って利確です。
ファーストムーブは「早さ」ではなく「根拠のある最初の1本」
8本RCI-FX手法が重視していることの一つに、
伸び始めの足を捉える「ファーストムーブエントリー」
があります。
相場が大きく動き出す前に入ることで、
といった利点が生まれます。
ただし、早く入るということは、相場の方向がまだはっきりしない段階で判断するということでもあります。
方向を誤れば逆行しますし、思うように伸びず、再びレンジに巻き込まれることもあります。
もちろんAもBもCも下落前の「早い」エントリーであり、ABCDのいずれもがファーストムーブエントリーと言えます。
Dとの違いは「8本RCIの根拠がそろっていたかどうか」その一点です。
ファーストムーブとは誰よりも早く入ることではなく、RCI根拠のそろった1本で入ること
ブレイクは「入る合図」ではなく「答え合わせ」
レンジのように読みにくい相場では、多くのトレーダーがFXにおける代表的な戦術の一つである「ブレイク」を狙っています。
もちろん、ブレイクにはブレイクの優位性があります。
本手法でもロジック④で採用しているように、ブレイクだからこそ狙える相場も存在します。
しかし、8本RCI-FX手法のロジック①が捉えるポイントはそこではありません。
見ていただきたいのは、ロジック①でエントリーしたDとその後のレンジブレイクとの位置関係です。
ブレイクを確認してから売りエントリーした場合に比べると、わたしたちはその随分前にすでにエントリーを終えています。
ブレイクを見て「入るかどうか」を考えるのではなく、含み益を持ちながら「どこまで伸ばせるか」を考えている段階です。
同じ値動きを見ていても、エントリーの位置によって、向き合う判断そのものが変わってくるわけですね。
少々の逆行があったとしても、ほとんどの場合、高みの見物となり、余裕をもったトレードを行うことができます。
こうなると、あとはどこで利を最大化して手仕舞いにできるか、決済だけに集中することができます。
ファーストムーブの本当の価値は、値幅の大きさだけではありません。
相場がいちばん騒がしく、いちばん迷いやすい瞬間を、迷わなくてよい場所で迎えられること。
これが、本手法がファーストムーブを重視している大きな理由です。
2026年10月5週のRCIトレード
今週水曜日のドル円のトレード。
わたしは買いでエントリーし、その直後に売りでエントリーしています。
上がると判断して買ったのに、その後すぐに下がると判断して売る。
買いのポジションを売りにひっくり返すドテン売買をしているようにも見えるかもしれません。
ですが、この2つのトレード。
実はどちらもルールに従った判断であることはもちろん、れっきとしたトレンドフォロー場面でのトレードなのです。
今回は実際のチャート画像を見る前にFXの「トレンドフォロー手法」を簡単におさらいです。
FXのトレンドフォロー手法とは、一方向に伸びた価格の動きをトレンド1波と捉え、2波を見て、3波を獲りにいく手法です。


ところが、そのトレンドフォローの波の中・・・1波はもちろん2波も3波も、その中身はさらに小さなトレンドの波で構成されています。


大きなトレンドの中に小さなトレンドがあり、その中にはさらに小さなトレンドが存在する。
人形を開けるとワンサイズ小さな人形が出てくるマトリョーシカのように、相場も大きさの違う波をいくつも重ねて動いている・・・いわゆるフラクタル構造が展開されています。
では、この大きさの違うトレンドを、8本RCI-FX手法を通してチャートを見るとどうなるのか。
実際に今週の5分足デイトレードで見てみましょう。


A:ロジック①トレンドフォロー・買い
B:ロジック①トレンドフォロー・売り
Aは、青矢印の小さな上昇トレンドを捉えた買いエントリー。
上昇が進んだところで、選択式決済ルールに従って利益を確定。
その直後、今度はBで売りエントリー。
こちらはピンク矢印で示した、より大きな下降トレンドの3波を狙ったものです。
本流となる下降を捉え、Aとは異なる決済ルールを適用して利益を確定しました。
勘のよい方はもうお気付きだと思いますが、この2つのトレードを先ほどの概念図と照らし合わせてみてください。
青矢印Aの買いトレードは、ピンク矢印2波の中にある小さな上昇トレンドにあたります。
ピンク矢印の大きな1波2波3波の内、Aで2波、Bで3波を捉えたトレードを行っていたということです。
多くのトレンドフォロー手法は、狙う波の大きさが先に決まってしまっている
一般的なトレンドフォローの手法の多くは、ここまで自在にその場その場で大きさの違うトレンドを捉えていくのは難しいと思います。
どういう事かと言いますと、例えばマルチタイムフレーム分析なら、4時間足の方向を確認して、1時間足が揃うのを待って、5分足や15分足でタイミングを合わせる・・・という流れが多いです。
3本のRCI手法で言うなら、長期が上向き、中期が揃って、短期の転換狙い、といったところでしょう。
これらのアプローチは、いずれも単一の大きさのトレンドのみにターゲットを絞ってトレードしています。
マルチタイムフレーム分析なら、4時間足か1時間足のトレンド、3本RCI手法なら長期か中期の流れ。
つまりは上位足の方向に合わせて、下位足のプライスアクションや短期RCIの反応でエントリータイミングを計っているということです。
狙う方向や狙う波の大きさが先に限定されてしまっているため、その内部にある反対方向の小さなトレンドは見送り対象になりやすいのです。
今回のトレードで言うと、大きな流れが下と決まっているので、Aの買いには手が出せない状態になります。
相場のフラクタル構造を、シングルタイムフレームのみで読み分ける8本RCI
一方、8本RCI-FX手法では、複数のRCIにそれぞれ異なる役割を持たせることで、監視している一つの時間足だけで、大きさの異なるトレンドと波を拾い分けていきます。
今回のトレードで使用したのはAもBも同様、ロジック①です。
ロジックを替えたのではなく、同じロジックで大きさの違うそれぞれの波に対応します。
手前味噌になりますが、これは3本でもなく5本でもなく8本のRCIでしかできないチャート分析だと考えています。
売り買い合わせて自由自在にチャートを駆け巡ることができます^^
来週もまた8本RCIの興味深いトレードをお見せできればと思います。
今週で10月も終わりですね。
これから本格的に寒くなりますので、ご体調など崩されぬようお気を付けください。
今月もありがとうございました。





